2008年08月23日 (土) | Edit |
ラマナ・マハリシ著 山尾三省訳「ラマナ・マハリシの教え」めるくまーる社より(43)


弟子 グル・クリパ(師の恵み)とは何でしょうか?
それはどのようにして自己実現に導くのでしょうか?

マハリシ グルは自己である……。人は時において、
その人生に満たされなくなり、自分の持っているもので
満足できなくなり、神その他のものへの祈りをとおして、
願望が満たされることを求める。

彼の心は少しずつ浄化され、神を知りたいと願うように
なり、世俗の願望を満たすよりは神の恩恵を得たいと
願うようになる。

そのとき神の恵みが現われはじめる。


神はグルの姿をとって帰依者の前に現われ、彼に真理を教え、
それだけではなく彼と親密に交わることによって彼の心を浄
める。帰依者の心は強くなり、内面に向かうようになる。

瞑想によってそれはいっそう浄められ、わわずかなさざ波も
ない静かさだけが残される。その静かな広がりが自己である。

グルは内面と外面の両方である。外側からは、彼は心が内部に
向かうように後押しをする。内側からは、心を自己へ引き出し、
心が静かであれるように助ける。それがグル・リクパである。
神、グル、自己の間には何の違いもない。

弟子 神智学協会では、人々は自分を導いてくれるマスターを
求めて瞑想します。

マハリシ マスターは内側にある。瞑想は、彼が外側にのみある
という無知をぬぐいさるための方法である。もし彼が、あなたが
待っている見知らぬ人であるなら、かれは必ずまたいなくなるだ
ろう。

そんな一時的なものが何の役に立つだろうか。あなたが、自分は
分離したものであると考えたり、自分は身体であると考えている
かぎりは、外部のマスターが必要であり、

彼は身体を持った人のようなものとして現れるだろう。
自分と身体の悪しき同一視が止んだ時とき、
マスターは自己に他ならぬものとして見いだされるだろう。

弟子 グルは、イニシエイション(秘儀伝授)その他によって、
私たちが自己を知るのを助けてくださるのでしょうか?

マハリシ グルはあなたを手で抱きかかえ、耳にささやくのかね。
あなたは彼を、あなたがあなた自身であるようなものとして想い
描いているようだ。

あなたは、自分を身体といっしょであると思っているので、彼も
また身体を持ち、あなたが触治しうる何かをしてくれると考える
のである。彼の仕事は内面にあり、霊の領域にある。



次回につづく


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ジャンル:学問・文化・芸術
コメント
この記事へのコメント
神、グル、自己の間には何の違いもない
すべてが「私」なのですから、当然
「神、グル、自己の間には何の違いもない」
ということですよね。

グルの恩寵をもたらされた者は疑いなく救われ、
決して見放されることはない。

グルは、たまたまグルの役割をやることになった
ということかもしれません。弟子あってのグルな
のですから・・・

「決して見放されることはない」とうのもホント
だと思います。だって、「神とグルと自己はひとつ」
なわけですから。


神および師(グル)は、ただ解脱への道を示すだけだろう。
神やグルは、自分で弟子を解脱の境地に連れてゆきはしない。

神とグルが別のものではないということは、真実である。
虎の顎にくわえられた獲物が逃がれるすべがないように、

グルの慈悲深い目の内に入った者は、グルによって救われ、
見棄てられることはないだろう。

けれどもひとりひとりは、神あるいはグルによって示された道
を自分自身の努力で追求し、やがて解脱を得なければならない。

人はただ自分自身の知識の目によってのみ、自分自身を知ること
ができる。他者の目によってではない。ラーマ神がラーマ神で
あることを知るために、鏡の助けを借りる必要があるだろうか。


2008/08/23(Sat) 19:37 | URL  | ろくろく #-[ 編集]
グルは自己である
「神、グル、自己の間には何の違いもない」

「神はグルの姿をとって帰依者の前に現れ、彼に真理を教え、親密に交わることによって彼の心を浄める。
帰依者の心は強くなり 内面にむかうようになる。

必要なときに必要なものは与えられる

私が道を探すとき、神の恵みが現れはじめる
外側は内側の心の世界の鏡
世界がどう私に映るか?
まさしくそれがあるがままの私の心。

心からの感謝です。

2008/08/23(Sat) 06:55 | URL  | やまんばさん #-[ 編集]
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