碌々(ろくろく)ブログ

先哲の教え、言葉などを通して  心身の健康、真の幸福  そして人生成功の秘訣を  共に探求していきましょう

回春

河合隼雄著「老いのみち」読売新聞社より (68)


前回は、老いを考える上で
性のことを避けられないと述べた。

最近は、老いと性について論じている
評論や書物も大分見られるようになったが、

それまでは、老人と性というと、
すぐにイヤらしいという反応が先行してしまって、
話題にするのが難しかったと思われる。


ところが、このごろはそのような誤解がとけて、
老いと性のことが比較的オープンに語られるように
なってきたのは喜ばしいことである。

と言っても、性の問題はあからさまに論じることに
よって、その本質を歪まされるようなところがある。

また逆に、あまりにも日陰者扱いするのも困る。
従って、なかなか語ることの難しいものだ。

昨年の秋ごろだったと思うが、波多野完治先生が読売
新聞紙上で、「老いと回春」と題して、この問題を
論じておられた。

性の問題を正面から取りあげ、かつ風格のある文章で、
さすがと感心させられた。波多野先生などが、
「老人と性」について本を著して下さると有り難いのだが。

私は以前から、人間がその生涯のなかで、
何度か「死と再生」の体験をするように、

結婚生活においても、離婚と再婚を体験する
(できれば同一の相手と)ことが必要であると主張している。

波多野先生のエッセーにある「回春」という言葉が示唆
するように、春の訪れは人生に一度だけということはない
と考えるといいのではなかろうか。




次回につづく


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2008-04-10 | 深層心理、精神分析 |  コメント : 3  |  tb : 0

Comment

死と再生

いままでの自分が死に、新たな自分が生まれる。
そんなプロセスを何度も何度も繰り返して、
自己実現がなされる。


「死と再生」は離婚と再婚の既婚者のみならず、
親子関係や職場の上司や部下など、様々な人間関係
にも該当することかもしれません。


とりわけ肉体関係を持った男女において、「死と再生」の
体験が顕著になされると言われています。

夫婦に限らず同一の男女関係のほうが効率的に人生修行
できるということはいえますよね。



2008-04-10 | ろくろく #- | URL|[ 編集 ]

追加です。

年をとっても、ふれあって眠る。たとえ足だけでも^^^^^。

女性は毎朝、鏡の前でお化粧をする。

これだけでも、ホルモンの分泌が活性化するそうです。

2008-04-10 | やまんばさん #- | URL|[ 編集 ]

離婚と再婚

同一人物との離婚と再婚を体験する。

自分も毎日変るのだから、相手も変っているはず。
そうなれば、見かけは同じだけど、毎日生まれ変わった同士が出会っていることになる^^。

そうしたら、いつも新鮮ですね^^^^。

2008-04-10 | やまんばさん #- | URL|[ 編集 ]

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