碌々(ろくろく)ブログ

先哲の教え、言葉などを通して  心身の健康、真の幸福  そして人生成功の秘訣を  共に探求していきましょう

本当の愛

ティク・ナット・ハン著「微笑を生きる」春秋社より (42)


人を愛すためには、
その人を本当に理解してあげる
ことが必要です。

もし愛がただ相手を所有したい
という欲望だけなら、
それは愛ではありません。

自分のことだけ考えて、
自分に必要なことだけに敏感で、

相手の求めていることを無視するなら、
愛は成立しません。


愛する人が求めるものや、
願い、苦しみを理解するためには、
相手を深く見つめてあげなければなりません。

本当の愛はここからはじまります。
あなたが本当に相手を理解してあげたら、
その人を愛さずにはおれなくなります。

ときには愛する人のそばに坐って、
その人の手をとって、
こう尋ねてみてください。

「あなた、私はあなたをよく理解しているでしょうか。
それともあなたを苦しめているでしょうか。
もしそうなら言ってください。

もったなたを愛することができるように努力したいから。
あなたを苦しめたくないから。

もし気がつかないで、あなたを傷つけるようなことを
していたら教えてください。

そうすれば、いまよりもっとあなたを愛せるし、
あなたも幸せになれると思います」。

このような意味のことを、
こころをひらいて伝えてください。
相手はきっと涙を流して喜ぶでしょう。

この涙はよい兆しです。理解の扉がひらいて、
ふたりのあいだでこころが通い合うようになり、
何でも一緒にできるようになります。

しかし父親が息子のこのように話すには、
時間も勇気もたりないかもしれません。
そうなれば、父と息子のあいだは断絶して、
愛は育ちません。

このようなことを尋ねるには、
本当に勇気が要りますが、
勇気を奮って扉をひらかないと、

愛すれば愛するほど、
愛したい相手を傷つけてしまうことに
なりかねません。

本当の愛には理解が必要です。
理解さえすれば、
愛する人は必ずそれに応えて、
愛の花を咲かせてくれます。




次回につづく


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2008-02-24 | 瞑想法 |  コメント : 2  |  tb : 0

Comment

「ふ・か・く」が、・・・むつかしい

「相手を深く見つめてあげなければなりません」
といっても、

自己流に「相手を深く見つめてあげているつもり」
の場合がほとんどではないでしょうか・・・

そして、
まったく期待することなしに「相手を深く見つめる」
ことが可能でしょうか?これはとても難しいことです。


また、下の問いかけの言葉は、
通常は使われることはないと、
わたしには思われてなりません。


「あなた、私はあなたをよく理解しているでしょうか。
それともあなたを苦しめているでしょうか。
もしそうなら言ってください。

もっとあたなたを愛することができるように努力したいから。
あなたを苦しめたくないから。」


このような理解は、言葉を通してではなく
直感的に以心伝心でなされるものだと思うのです。

西洋的なロゴスの世界に住む人にとっての、
つまり言葉にしなければ無いと同じと考えている人達、

毎日「I LOVE YOU」と云い続けなければ
不安でしょうがない人たちにとっては、
有効な会話の例なのではないでしょうか?

う〜ん。
違和感があるのはわたしだけでしょうか?



2008-02-24 | ろくろく #- | URL|[ 編集 ]

こころをひらいて伝える!

これはとてもとても大切なことです。
思っていることを口に出す。これは大変勇気がいるけど、理解を深めるためには、必要なことだと真から思います。
黙っていても分かり合える相手なら、申し分ないけど、おっと、人間、そうはうまくいかないことが多いです。
口に出さずに、黙って相手の心を推し量るときは、たいてい、悪い方、暗い方に心がむいて、悶々とするけど、勇気を出して、心をうちあけると、意外や意外、
一瞬にして、心がつながる。うん、そう。透明な水に別々に、赤と青の液体をいれると、かきまぜなくとも、やがて紫に液体に変化していくように・・・・。
やまんば、自分のことにかまけてばかりいると、突然相手から、雷が落ちたりして、面食らいます。相手のことが好きなのに・・・。どうしても、心がつながっていたいときは、かならず、勇気を出してうちあけます。そうしたら、自分が想像した以上に、良い結果を生むことが多いです。それでもだめなときは、やまんばは待ちます。それも、大きな人生の楽しみです^^^^^。
短い命の間に失いたくない人とは、近くであろうと、遠くであろうと、共に歩みたいと思います。そんな人に巡り合うことは人生における宝物だと思うからです。
ただし、やまんばのこれからの課題は、
愛する人が求めるものや、願い、苦しみを本当にわかるために、相手を深く(この、ふ・か・くが・・むつかしい。へたに聞くと逆に怒りを大きくする人もいますから・・)見つめること。これにつきると思います。

2008-02-24 | やまんばさん #- | URL|[ 編集 ]

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