2008年01月10日 (木) | Edit |
河合隼雄著「老いのみち」読売新聞社より (37)


年をとってくると、
厄介なことが増えてくる。

それほど大したことでなくても厄介に感じるし、
少し厄介なことに出くわすと、

この年になって……という気持ちになって、
余計に厄介に感じるものである。


外山滋比古『同窓会の名簿』(PHP研究所)は、
「老いてなお愉快に生きる」という副題の示す
とおり、

日常の何気ない様子の描写のなかに
「愉快に生きる」コツのようなことが読みとれて、
さすがと感じさせられる。

「北海道からやっかいなことを言ってよこした」
ということでそのエッセーははじまる。
何かの契約書を返送するのに収入印紙がいる。

ところがあいにく連休、その上、相手は連休明けに
着くようにと要求している。そこで、中央郵便局
まで地下鉄に乗って行ってみると、

印紙を売るのは十二時半までとつれない返事。
やっと思いついて知り合いのホテルに行くと、
印紙は売っていないが特にお分けしますという
ことになる。

二百円の印紙のためにいらいらさせられて
いまいましい、と語った後に次の文がくる。

「世間ではこういうものをベタベタはって商売して
いるのだと思ったら、一種畏敬の念におそわれた」

最期のところで、著者の観点がサッと変わるのだ。
印紙一枚のことでウロチョロしている自分に対して、
「世間では……」と一段高いところから、
自分を見て笑っている。

このあざやかな転換が「老いてなお愉快に生きる」
生き方を支えているのである。



次回につづく


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テーマ:哲学/倫理学
ジャンル:学問・文化・芸術
コメント
この記事へのコメント
瞑想は陰気を整えること
「一日のうちに一人の時間を持つように」とか
「瞑想の時間を三十分~一時間持ちましょう」
ということを耳にします。

活動的で陽気な昼の時間のあとに
ひとりくつろいで陰気を整える時間を持つことは
とても大切です。


「厄とは安静にし気力を貯めよという意味!」

「厄、つまり、何事をやっても、天の理、
地の理がないときは、うまくいかないわけで、
そんなときは、黙って何もせず滋養に努めるのが
よいという、一種の経験則でもあるじゃ。 」


すごく納得できます。

厄日と思われる日はひとによって違うと思います。
暦の大安や仏滅などにとらわれすぎないで、
自分の直観力を育てておくことが大切ですね。


そして厄日にはなにもしないで、静かに陰気を整えて
英気を養っていればよいのです。



2008/01/10(Thu) 20:50 | URL  | ろくろく #-[ 編集]
厄年には厄払いを
一般的に男性と女性の厄年は異なり、
本厄は男性の場合は、数え年で25歳、42歳、61歳、
女性の場合は19歳、33歳、37歳とされている。

特に男性の42歳、女性の33歳は大厄と呼ばれ、
凶事や災難に遭う率が非常に高いので十分な
警戒を要するとされており、
語呂合わせでも男性の42歳は「死に」、
女性の33歳は「散々」に通じるという。


統計的にも男性の42歳前後は体調を崩しやすく
ガンの発生率も非常に高くなっているという。

女性の離婚率が最も高いのが厄年にあたる31~33歳。
この年齢の離婚率は全年齢の平均離婚率に比べ、
およそ2割増しとなっているという。


わたくしの場合は、厄年には厄払いを神社で
してもらいました。

厄払い祈願料は3千円から5万円くらいまで
「効き目は同じです」というが実際はどうでしょう。

そのほかにも離婚とか、交通事故にあったりした時に
密教系寺院や神社で厄払いをしてもらう人は多いと
思います。

3千円程度で自分のために、太鼓をたたいてくれたり
巫女の舞などの古典芸能を鑑賞することができ、
おまけに気分転換をはかることができるのですから
安いと思いますけど・・・

皆さんはいかように思われますか?



2008/01/10(Thu) 20:16 | URL  | ろくろく #-[ 編集]
厄とは安静にし気力を貯めよという意味!
 陰陽道では、何事も、天の理、地の理の叶う、時と場所が重要であると説いておるじゃ。人間は一人では生きられないし、仕事は一人では成就しないじゃ。ブラブラするのだって、周囲の理解が必要なわけじゃね。これは人間関係の理ともいえるじゃね。

 だから、厄、つまり、何事をやっても、天の理、地の理がないときは、うまくいかないわけで、そんなときは、黙って何もせず滋養に努めるのがよいという、一種の経験則でもあるじゃ。

 大安日というのは、元々、大いに安んじる日という意味で、凶の日で、動きまわるには相応しくない日なんじゃが、いまでは、逆に曲解されておるじゃ。だから、大安に動きまわって事故に遭遇することが多くなるわけじゃね。月の満ち欠けと、交通事故の関係なんか面白い例じゃね。

 万事には表と裏があるし、成功と失敗がある。失敗が悪いわけではないが、失敗から学ばずに、隠したり、無理な努力をすると、かえって健康を損ね、悪道に走ってしまうから用心すべしということじゃね。

 陰陽道とは、万事はこのような天の理、地の理から生じるとする学問で、その理を「気」の流れで表すわけじゃ。

 陰陽とは、天と地、或いは、太陽光と月光を意味するじゃ。そして、五行は、火、水、木、金、土で、火星、水星、木星、金星、土星の天体力を意味するじゃ。
 
 太陽光と月光のこれら五惑星との関係が、地球に影響を与えているわけで、太古では、7星人として、7人種を意味したじゃ。金星人、木星人等の占いは、この名残りじゃね。いまではほとんど出鱈目が多いがね。大体、占うには、安部清明のように霊能力がないとダメじゃね。

 これらの天の力、天体の配置、いまでいう天文学から、人間に与える影響を考察したのが、陰陽道というわけじゃ。だから、人体の中にも、これら7つの惑星が存在し、影響を与えているわけじゃ。土星は脾臓、水星は腎臓、木星は肝臓という感じじゃね。

 人体の気の流れは、五ボウ星で表すことができるじゃ。だから、陰陽師は、五ボウ星を使って、人体を診断するわけじゃ。

 天体の配置から、気の流れを通じて、これらの器官が影響を受けるというわけじゃね。歳を取ると、気の流れが、肉体の末端までに、行き渡りにくくなり、特に記憶力が、衰えるわけじゃ。なぜなら、気の流れが、肉体の感覚まで、届きにくくなるからじゃね。

 大体35歳を頂点として、気の流れは、上り坂から下り坂に転じるわけじゃね。だから、気の巡りをよくするために、主体的な体操や運動が非常に重要になるわけじゃ。
 
 老化現象の、同じ事を繰り返すのは肺のどこかに障害がある前兆で、頑固になるのは、肝臓のどこかに障害がある前兆なので、それぞれ、肺と、肝臓を滋養すると、繰り返しを免れ、新しい変化にも適合できるようになるわけじゃね。

 歳をとると、億劫になるのは、地上の変化についていくことができなくなるからじゃ。魂が、なかば天に帰りたがっているともいえる。しかし、生きるには、地で変化についていかなければいけないわけで、魂は、地を変えていくために、肉体を駆使しなければならないが、段々、気が行き渡らずに、肉体が硬化して、崩壊するので、帰りたいが、死ぬのは嫌だし、ジレンマに陥るというわけじゃね。
2008/01/10(Thu) 10:31 | URL  | 錬金術者 #-[ 編集]
厄払い???
今朝のやまんばは「厄払い」という題につまづいた。「厄?」「厄払い」これってなんだろう???

30いくつの時、母が厄年だからといって、帯や腰紐をくださったけど、よくわからないままいただいた。
これをもらうと、安全らしい???

やまんばは「厄」を調べてみたら、陰陽道という言葉がでてきた。
安部清明・・・魔法使いのような術を使う映画があったなあ・・
古代中国で生まれた自然哲学思想
自然界の万物は陰と陽の二気から生じるとする陰陽思想と万物は、木・火・土・金・水の五行からなるとする五行思想を組み合わせ、自然界の陰陽と五行の変化を観察して瑞祥、災厄を判断し、人間界の吉凶を占う実用的技術として日本で受容され、神道、道教、仏教などからも様々な影響を受け取って日本特異の発展を遂げた結果誕生したもの・・・・えらいこっちゃ

著者の観点の鮮やかな転換・・・こういう方法が厄払いになってるということなのかなあ。

言葉につまずいて、神社のお払いの様子と陰陽道の安部清明の映画が少しつながりました^^^^

本当になにげなく言葉を使っているけど、やまんばはわからないことばかりです。
2008/01/10(Thu) 08:33 | URL  | やまんばさん #-[ 編集]
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