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2007年11月07日 (水) | Edit |
河合隼雄著「老いのみち」読売新聞社より (13)


七十歳すぎのおじいちゃんは、
最近あまり物を言わなくなった。

言葉がうまくでてこないので
聞いている方がイライラしてしまう。

その被害を一番受けているのが、
おばあちゃんで、こちらは元気で
頭もさえているのだから、
たまらないわけだ。


「おばあちゃん、あれはどこかなあ」
とおじいちゃんが言うと、「この家には、
アレなんてものは、ありませんよッ」
とおばあちゃんはぴしゃっと言い返す
ありさまである。

おじいちゃんもムッとして二階へ上って
しまうが、そこで古机の引き出しを
かきまわしていると、古いハモニカが
でてくる。

おじいちゃんは何となく吹いているうちに、
昔、自分が中学生のころに吹いていた曲を
思い出して、つまりつまり吹きはじめる。

それを聴いて、おばあちゃんも昔を思い出し、
二人が恋人だったときのことまで回想し、
心がなごむ。

実はこれは雑誌『飛ぶ教室』(37号)に載って
いた阪田寛夫さんの「机」という短編の
一こまである。

私はこれを読んでいるうちに、ハモニカの
懐かしい音がきこえてくるような気がした。
子どものころよく吹いたものだ。

ハモニカは実に吹きやすい楽器だが、結構、
合奏もできるし楽しいものだ。

どなたか、老人のハモニカバンドなど
つくる人はいないだろうか。カラオケもいいが、
楽器の合奏もいいものである。



次回につづく


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ハーモニカ
私の小学生低学年のころは、楽器と言えば
小学校に壊れかけたオルガンが一台ある
くらいなものでありました。そんなときに
ハーモニカが登場したのです。
わりと簡単に吹けて夢中になって吹いてました。

でもそれも小学生までで、中学生からはギターに
熱中しました。ジャニーギターとか禁じられた遊び
を弾きましたね。


ハーモニカですぐに思い出されるCDは、リー・オスカー
ですね。これはよく聴きました。それから
トゥーツ・シールマンズ。 日本のでは
森本恵夫、大石昌美、崎元 讓などもなつかしく聴きました。

Toots Thielemans トゥーツ・シールマンズ
http://www.hmv.co.jp/search/index.asp?keyword=Toots+Thielemans
Lee Oskar リー・オスカー
http://www.hmv.co.jp/search/index.asp?keyword=Lee+Oskar

森本恵夫
http://www.hmv.co.jp/search/index.asp?keyword=%90X%96%7B%8Cb%95v
大石昌美
http://www.hmv.co.jp/search/index.asp?keyword=%91%E5%90%CE%8F%B9%94%FC
崎元 讓
http://www.hmv.co.jp/search/index.asp?keyword=%8D%E8%8C%B3+%E6%A8


2007/11/07(Wed) 20:13 | URL  | ろくろく #-[ 編集]
ハモニカ
今年の夏に、婆ちゃんの弟さん(83歳)が家にやってきました。婆ちゃんは六人姉弟の長女で、子供の頃、夕食後揃って歌を歌ったり、お芝居をしたり、ハモニカをふいたりして遊んだのだそうです。だから二人とも、ハモニカが大好きです。
おじさんは退職後、教会の聖歌隊に入り合唱したり、老人会で、みなさんが歌われる時、ハモニカで伴奏しているのだそうです。
久しぶりに会った姉弟は互いにハモニカを手にし、なつかしい曲を何曲か吹いて時を過ごしていました。
目の前にいるのは確かに、92歳と83歳の老人なのですが、タイムトンネルに乗って、まるで子供のようにリズムに体を動かし、いきいきとした目で互いの音を合わせていたのです^^。
2007/11/07(Wed) 07:41 | URL  | やまんばさん #-[ 編集]
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