2007年09月14日 (金) | Edit |
五木寛之・帯津良一 著「健康問答」平凡社より(29)


帯津 以前、安保徹さんと対談したとき、
安保さんは風邪を引いたら、
もう三日でも四日でも、寝てるというんです。

五木 ほう。

帯津 私は、風邪をひけないというか、
予定がずっとあるので、
ひいてはいられないから、ひきそうになると、
もっぱら希釈した「自然の物質を用いる」療法の、
ホメオパシーで対応しています。


アコナイト(Aconite)というのを、
ぱっとなめて食い止めるんですよ。

野口晴哉さんの『風邪の効用』にある体の大掃除じゃないですが、
ほんらい安保先生の休むという考え方のほうが、
私は良いと思うんですね。自然ですから。
これは、天が休めというんだから、なにもかも放って、
休もうとする。

五木 そうそう。

帯津 ところが、安保さんは研究者ですから、
休んでられるんですよ。
三日間、研究室が動かなくたっていいですから(笑)。

私は患者さんが待ってますからね。
休んでいられないという、
そこの現実のちがいがありますから。
しょうがないと思っているんですよ。

五木 そうですよね。いや、「風邪と下痢は体の大掃除」という
野口さんの説は、たしかに、私もそうだと思います。
ただ、上手に風邪をひけといいますね。

野口さんの説は、非常にユニークで、
ひきはじめは無理してもいいと。しかし、
峠を超えて回復期のあいだにつまずくことが多いと。

これは、登山でよくいわれる、
登るときはさしたる事故はないけれども、
下山のときに事故が起こるというのと同じで、要領よくひけと。

私の頭のなかでは、風邪はだいたい五日間と決めているんですよ。
できたら、年に二回、盆、暮れにはちゃんと風邪をひこうと(笑)。

今年は、暮れというか、十一月に一度だけ、ちょっとひいて、
うまく終わったんですが、熱を簡単に下げるというのは、
問題あるなと思ったんですね。

帯津 そうですね。ホメオパシーの考え方も同じです。
熱が上がったときに、むしろ発熱剤を与える。
これで助長するわけですよね。

五木 ふ~ん。

帯津 だから、西洋医学の常識と、全然ちがうんですね。

五木 ホメオパシーって、西洋で生まれたものなんでしょう?

帯津 西洋で生まれていながら、西洋医学でないんですけれど。

五木 不思議ですね、これは。

帯津 ホメオパシーをはじめたサミュエル・ハーネマンという人は、
医者だったんですけど、当時の西洋医学がまだ非常に幼稚ですから、
その西洋医学に幻滅して、一回、医者をやめて、
そこで思いつくんですね。

五木 なるほど。

帯津 それでふたたび、ホメオパシーの医者になった。

五木 面白い。

帯津 ええ。最初は、ほんらいの医者の勢力から迫害を受けたんですけれど、
晩年は幸せだったようですね。ハーネマンが晩年を過ごした、
ケーテンという街がドイツにあるんです。

私、去年そこに行ったんですけれど、なんか、
街中でハーネマンを大事にしているという感じがあるんですよね。
だから、幸せだったんじゃないかなと思いますね。


Aconite/アコナイト(トリカブト)
http://homoeopathy.co.jp/MM/36/acon.htm
http://nihon-homeopathy.net/remedy/aconite.htm

次回につづく


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コメント
この記事へのコメント
5は悪の数
というのは、初耳です。

これもどうやらシュタイナー神秘学の解釈のようですね。

悪の数としての5。
人間の本性の第五の構成要素の進化とともに、
人間は独立と自由を得る。
しかし、同時に悪をなす可能性も得る。
人間の病気と生涯に関連する5の数の意味。


なかなか興味がつきないです。

http://www.bekkoame.ne.jp/~topos/steiner/zeichen/Zeichen3.html



2007/09/14(Fri) 21:27 | URL  | ろくろく #-[ 編集]
Aconite/アコナイト(トリカブト)
本日の記事下にご紹介したアコナイトの
リンクが上手くなされていませんでしたので
ここに改めてご紹介します。


http://homoeopathy.co.jp/MM/36/acon.htm
http://nihon-homeopathy.net/remedy/aconite.htm
http://www.fairdew.com/homeopathy/AIN_set001.html
http://blog.goo.ne.jp/phos3tub/e/77a027257c95398f1fe8c9b8bdddf9a0



Acon.(アコナイト)というレメディーは、
トリカブトのレメディー。

死に至らしめる毒草として有名。
トリカブトは、山菜のニリンソウと似て、
間違って食べられてしまうこともあるようです。
昔は戦や狩猟の矢毒に使われていました。

トリカブトの毒の成分はアコニチンといって、
鎮痛、局所麻酔、自律神経の遮断の作用、
心臓の不整脈を起こすそうです。

また脊髄と延髄にも作用して、
知覚神経麻痺、呼吸筋麻痺、
最後には窒息死を起こさせます。


だからレメディーのAcon.も、
神経痛、顔面片側麻痺、心臓発作、
引きつけにもよいレメディーです。
これらに恐怖が伴うのが特徴です。

レメディーのAcon.には、
高山植物として常に急激な天候の変化にさらされ、
いつも「不安」と「恐怖」を持っているという性質が
表れています。

Acon.の主要な特徴は、「突然」です。
真夜中頃、突然なんの前触れもなく、
発熱したりします。「急激」ともいえます。
原因は、冷たい、特に乾燥した風にあたったことや、
なんらかの恐怖だったりします。

そんな原因が思い当たらなくても、
病気の「急性」や「初期」にはAcon.が必要です。
一般に24時間以内に、と言われています。


もうひとつの特徴は、「恐怖」です。
特に大怪我をしたわけではないけど、
死ぬような思いをした人に必要です。

事故から奇跡的に生還とか、
地震で死ぬかと思ったような人ですね。

能登の地震の後遺症で、
突然泣き出してしまうような子供さんに
是非摂ってもらいたいレメディーです。
この場合は、初期でなくてもかまいません。
高ポーテンシーがよいでしょう。

Acon.の「恐怖」は、「今ここで死んでしまう!」
という切迫感があります。
だから「不安」のために落ち着きがなくなったり、
「パニック」になってしまったりします。
怯えも見られます。
それ以前に「ショック」状態に陥ってしまうこともあります。

Acon.は特に、気管支炎、風邪、胸膜炎、肺炎、
痛風の初期症状によいでしょう。
咳は、乾燥して、激しく、空咳で、窒息しそうです。
目のケガ、ほこり、結膜炎にもよいです。

真夜中頃、冷たく乾燥した風、過熱、直射日光、
ショック、恐怖で悪化します。
戸外で、休息、何も覆わないことで好転します。


ブランデー、ウイスキー、ビール、冷たい飲み物を欲求します。
アイスクリーム、牛乳、脂で悪化します。



ホメオパシーノート↓より転載させていただきました。
http://blog.goo.ne.jp/phos3tub/e/77a027257c95398f1fe8c9b8bdddf9a0


2007/09/14(Fri) 21:18 | URL  | ろくろく #-[ 編集]
五行説
 秘教では、5は悪の数といわれておるじゃ。1は神を表す合一の数、2は、善悪や正負の二元性の顕現の数、3は、1+2で、二元性の裏で働く、神の三位一体の創造力の数。

 そして、4は、鉱物界、植物界、動物界、そして、4番目の人間界の数で、宇宙はこれら4つの世界を生み出したので、4は宇宙の創造の数とされているじゃ。

 アリストテレスの4大元素の4もこの意味を含んでおるぞな。4大元素とは、火(エネルギー)、風または空気(気体)、水(液体)、土(固体)であるじゃね。

 アリストテレスは、火を更に根源に戻し、微細化させると、第5元素として、アイテール(エーテル)が顕れるとしたじゃね。

 さて、なぜ5が悪の数かといえば、4までは神の支配、つまり秩序に委ねられるが、5に至って、神々の制御から離れ、悪をも行う可能性が開けるという意味で、5は、つまり悪をも行える自由の数とされるじゃね。

 だから、5は悪の可能性を秘めた自由な転換期の数といえるじゃね。

 病気の経過を、5に従って眺めてみると、発病から5日目までの進展のなかで、最も効果的に病気に介入できるのが、5日目であることがわかるというじゃ。

 更に一日の中でいえば、真夜中から5時間目、週でいえば、5週目が、治癒に効果的というじゃ。

 それ以前は、ほとんど自然経過に任せる他ないというじゃ。なぜなら、4までは神々の法則、自然の法則に従う傾向が大きいからじゃね。

 5に至って、治癒可能な処置ができるというじゃ。だから、このブログの「風邪は大体5日間」というのは、風邪は、人体内の温度調節、温度の恒常性が乱されて生じるものとされているので、5日間で、人体内の温度調節が、うまくバランスし、統合調節されることをいっていると思うじゃね。

 人間は、周囲の環境から熱をもらって、エネルギーにしているというじゃ。熱の調節は主に心臓が行い、熱の伝播は頭で行っているという。魂は、肉体を頭から熱を伝播してつくるので、人体の何処かが障害をうけると、頭から熱を送ろうとし、頭に熱が動員されるので、熱が出るようじゃね。

 人間の自我とは、秘教でいえば、血のなかの熱の分布だというじゃ。それは、太古、人間が熱(火)だけの存在だったからだという。地球もそのとき、熱(火)だけの存在で、秘教では、土星紀と呼んでおるじゃ。

 火から風(空気)になり、地球は土星紀から、太陽紀を迎え、人間も風人間になり、風から、水になり、地球も月紀に、人間も水人間になったという。人間はいまでも、約70%は水であるじゃ。つまり、70%は水人間じゃ。また、肺や膀胱は風人間で、血は熱人間ともいえるじゃね。

 そして、我々の地球紀になり、水から土(固体)になったわけじゃね。最初の人間がアダムという土という意味の名前がつくのはこのようなわけじゃね。

 土、太陽、月、地球の4番目までは、神々の力で生み出され、自然法則、自然治癒力となるわけじゃね。

 しかし、5番目からは、神々から離れ、人間が悪にも転じることができる自由を得たわけで、地球の進化、つまり、5番目の地球を迎えるには、人間自身にも委ねられているというじゃ。

 この可能性が、人間の自我に委ねられ、その中の熱を結集する能力の愛に求められているじゃ。愛のみからなる自我を霊我(マナス)と呼ぶ。

 宇宙には満遍なく熱が広がっておるじゃ。これは背景輻射として、確か約3.7ケルビンとして観測されているはずじゃね。この熱を統合し、愛から、次の地球の進化状態をつくるのが、人間の使命といえるじゃろうね。
 
 新しい地球の誕生の運命は、人間にかかっておるわけじゃ。愛が冷やがれば、進化から逸脱し、地球も人間も永遠に凍ったものとなる。宇宙の単なる物質的標本になるわけじゃね。
2007/09/14(Fri) 10:24 | URL  | 錬金術者 #-[ 編集]
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