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2007年07月20日 (金) | Edit |
アルフォンス・デーケン 編著「老いと死をみつめて」同文書院より(2)


Q 今まで縁起でもないと思って、
配偶者の死んだ後のことは想像してみよう
ともしませんでした。

しかし、普段の生活に関することをはじめ、
経済的な問題、法律に関する問題などが発生し、
困るケースがあると聞きました。

もし現実になった場合、
どんな問題が出てくるのでしょうか。


現実を直視した話し合いを

A 私はアメリカやドイツ、そして日本で、
配偶者を喪った何百人もの方の相談を受けました。

そこで訴えられるいろいろな悩みは、国籍、年齢を
問わず、よく似たものが多くあります。

これから東京のある未亡人の実例をお借りして、
いくつかの問題点を挙げてみましょう。


死後に生じる後悔の念

この奥さんが、二つ年上のご主人を亡くされたのは
五十五歳の時でした。

ご主人の病気は胃がんでしたが、
医師ががん告知に反対でしたので、
ご主人に本当の病名を告げることはできませんでした。

ですから、近づきつつある死についても、
まったく話し合うわけにはいきません。
もちろん、遺言を書いてくださいとも言えないし、

ある会社の社長であったご主人に、
会社の今後の方針についての相談など、
いっさいできなかったのです。

ついにそのまま、ご主人は亡くなりました。
ご主人が亡くなるとすぐ、親戚との間で遺産をめぐる
争いが起こり、裁判にまで持ち込まれてしまったのです。

そのうえ、夜中に何度も「お宅の主人が仲間から大金を
借りていた。それをすぐ返してくれ」というやくざから
の脅迫電話がかかり出しました。

会社のことはすべて、ご主人が切り回していたので、
亡くなってしまった今となっては、やくざの言葉の真偽を
確かめるすべもないのです。

思いがけない多額の借金の返済を迫られ、夜昼構わぬ
やくざの電話や訪問に責めたてられて、奥さんはすっかり
パニック状態になりました。



次回につづく


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コメント
この記事へのコメント
余命があと3ヶ月しかないとしたら
どうするでしょうね。

友人には借金を返さなくてはいけないし
へそくりをだれだれに上げよう・・・

幸い借金はないからやくざから
脅迫電話がかかったらそれは詐欺ですよと
言っておこう

あのひとにもこのひとにも
「ありがとうございました」あなたのおかげで
とてもいい人生でした。

行きたいところに行って
食べたいものをしっかり食べて

「はい、さようなら」

明日からその気になって謝るべきことは
謝っておこうっと・・・(^。^;)



2007/07/20(Fri) 19:31 | URL  | ろくろく #-[ 編集]
がん告知
をしなかったということがこのケースの元凶
ですね。

私はがん告知は絶対すべきだと考えていますが、
がんになった場合告知すべきかどうかも夫婦で
話し合っておくべきですね。

実際に自分ががん告知されたらショックに
ちがいないでしようけれど、それはそれで
案外に潜在力というか自然治癒力が発揮されて
治るかもしれないと思うのです。

でも、告知されなければ自然治癒力も発揮され
ようもないのではないかと考えてしまいます。




2007/07/20(Fri) 19:01 | URL  | ろくろく #-[ 編集]
失ってみてはじめてその存在がわかる。。。
こんにちは☆

錬金術者さんのコメント読んで、何故か『黒の舟歌』の歌詞思い出してしまったわ。

男と女の間には 深くて暗い川がある

誰も渡れぬ川なれど エンヤコラ今夜も船をだす

ローアンドロー ローアンドロー

振り返るなローオー

2番か3番か歌詞わすれてしまいましたが「真っ赤な潮が満ちる時(だったかなぁ?)失くしたものを思い出す」というフレーズがあるんですね。

悲しいかな「失ってみてはじめて」その有難みがわかるのは、幸せにしろ人にしろ物にしろ同じですね。

それがあるからこそ、痛みや後悔を伴って「はじめて」人は成長するし、その経験の積み重ねが人間としての深みを増していくのだと、私も思いますわ。
2007/07/20(Fri) 13:07 | URL  | マリア #-[ 編集]
なるべく後悔をしない為にも☆
おはようございます☆

「別れ」の後は後悔がつきまといますよねぇ。。。

>このデーケンさんの本は色々とこれからのみなさんの人生の参考になると思います。

本当にろくろくさんの仰る通りだと思います。

長年連れ添った伴侶と死別した時ーというと若い人達にとっては、気の遠くなるような先のお話のようで、自分には実感の伴わない程遠い世界のように、いっけん感じるかもしれませんがーそれだけに留まらず、失恋にせよ生き別れにしろ、好むと好まざるとに関わらず、人生には愛する人とのさまざまな「別れ」が年齢に関係なくやってきますし、それは誰しも避けて通れないことだけに(形こそ違え)その時につきものの癒し難い「心の痛み」を乗り越える為の「心構え」や対処の仕方等、生きていく為の「人生の智慧」がここから汲み取れ、世代を超え、誰にとってもとても参考になる「実になる為になる内容」なだけに、不特定多数の観覧者の多い『ろくろくプログ』にて御紹介してくださったことは、とても意義のあることと僭越ながら思いますわ☆

ここをご覧の、年齢も性別もさまざまであろう方々、今「別れ」に悩み苦しんでいる方にとってはリアルな話題でしょうし(今はそうでない方にとっても)とにかく読んで損のない内容であることだけは確か!

それだけに私、去年ろくろくさんがデーケン氏の話題に触れた時から、今か今かと心待ちにしていたんですね。実は(笑)

自分で買って読むこともできたのだけれど、それは『ろくろくプログ』での今後のお楽しみ♪として、あえて読まずにいたんです(笑)

・・・という訳で、今回の連載はいつにもまして思いっきり太鼓判押しちゃう!私(笑)
2007/07/20(Fri) 12:03 | URL  | マリア #-[ 編集]
失ってみてはじめてその存在がわかる
 夫婦関係や家族関係であれば、接する距離が近いので、お互い何でも知っていると思いがちだが、あながち、ここに盲点があるということだに。
 今回のブログにあるように、夫の仕事をよく把握できている妻は少ないだに。社長であれば尚更のことだろうに。しかも、悪性腫瘍になるような健康状態、健康管理の把握もなかなか、一緒に暮らしていてもわからないものだに
 「灯台下暗し」だに。いなくなってみて、その存在の大きさに気がつかされるというのはよくあることだに。これは自然環境にもいえるじゃ。水や空気、光や風、土、このうち1つでもなくなってみたら、人類は生きられない。
 存在しているうちに、そのことに気がつけば、後の祭りにならなくてすむだに。親孝行は気がついたらすぐに、生きているうちに。近くにいる人ほど、礼節を!隣人に愛を!親しきなかにも礼儀ありだに。むしろ、近いからこそ、求められているだに。
2007/07/20(Fri) 10:36 | URL  | 錬金術者 #-[ 編集]
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