2007年05月01日 (火) | Edit |
和尚OSHO講話 「MOJUDモジュッド」説明できない生を生きた人 
和尚エンタープライズジャパンより (21)


人びとは思わざるをえない。
「かわいそうなモジュッド!あいつは狂ってしまった!」

だが、彼の仕事の後を継ぎたいと申し出た人がたくさんいたために
彼らは彼のことなどすぐに忘れてしまった。

……
あなたが世間で手に入れているものは、
すべて他者を押し退けて得たものだ。
彼らはまさにあなたの死を待っている。

あなたが死ぬーーあなたの家は誰かほかの人でいっぱいになる、
あなたの地位は誰かほかの人が埋める、
あなたの銀行口座は誰かほかの人の名義になる。


彼らはまさに待っている。
実際には、彼らは心配し始めている。
「なぜお前はいつまでのいるんだ?なぜいかないのか?」。

ここでは、誰もが自分以外のあらゆる人の死に興味を持っている。
生はすさまじい喉の切り合いだからだ。殺人的な競争だ。


たちまち、彼らはみな彼のことなど忘れてしまった。

約束の日に、モジュッドはヒドゥルに会った。
すると、ヒドゥルが彼に言った。
「着ているものを脱ぎ、流れに身を投じるがいい。
おそらく誰かがお前を助けてくれるだろう」


この言葉には大きな意義がある。

「着ているものを脱ぎ、流れに身を投じるがいい」

それこそ私があなたがたに言いつづけていることだ。
多くの者たちが話されている、聴くのはごくわずかだ。
多くの者が呼ばれている、来るのはごくわずかだ。

さて、訳も理由もまったくないのに、
このかわいそうなモジュッドはやって来る。
するとヒドゥルはこう言うだけだ。
「着ているものを脱ぎ、流れに身を投じるがいい」

……
これからなにが起こることになるのか伝えることすらせずにーー
これからどういうことになるのか、なぜなのか、なぜ服を脱ぎ、
流れに身を投じなければならないのか、その動機を教えること
すらせずに、彼に言う。なぜ?

「なぜ?」はない。もしあなたがマスターとともに生きていれば、
「なぜ?」はない。そのときにのみあなたはマスターとともに在る。

「着ているものを脱ぎ、流れに身を投じるがいい……」

しかも、それだけではなく、彼はこうも言う。

「おそらく誰かがお前を助けてくれるだろう」

どんな保証もない。

マスターはつねにその言い回しーー「おそらく」ーーで話しかける。
もしマスターが、それは保証されていると言ったら、
信頼の必要がなくなるからだ。

そうなってしまったら、
その保証があなたの信頼としての働きをする。
あなたはその保証を信頼することになる。

神秘的な生と、
その神秘的な過程を信頼しはしない。
マスターはつねに「おそらく」と言う。


モジュッドは、
自分でも狂っているのではないかといぶかりながらも、
その通りにした。


次回につづく


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コメント
この記事へのコメント
私が死ぬ
生きているときと少しも変わらずに、
何もなかったように世の中は動いている。

わたしの銀行口座は誰かほかの人の名義になる。
わたしの家にはだれか他の人が住んでいる。

わたしの奥さんはだれか他の人と住んでいる。
わたしの愛犬はだれか他の人にしっぽを振っている。
だれもがみなわたしのことなど忘れてしまう。


I am a thousand winds that blow

2007/05/01(Tue) 20:28 | URL  | ろくろく #-[ 編集]
思い出すこと
やまんばは若い頃、バイトで自宅で何年か図面をかいていたことがあります。その会社で私の担当になっていた人は猛烈社員で、オーバーかもしれないけど、その方がいなかったら会社がなりたたないほどでした。ところがある日、ささいな風邪をこじらせ、あっという間に、亡くなられてしまったのです。奥様と産まれたての赤ちゃんを残して・・。やまんばはさぞかし会社は困るだろうと思っていたのですが、会社はまるで、何事もなかったかのように動いていたのでした。
2007/05/01(Tue) 08:42 | URL  | やまんばさん #-[ 編集]
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