碌々(ろくろく)ブログ

先哲の教え、言葉などを通して  心身の健康、真の幸福  そして人生成功の秘訣を  共に探求していきましょう

物忘れの力、老化の力

五木寛之著「不安の力」集英社文庫より (28)


若さが失われるということは、
肉体的にはいろいろな問題がでてきます。
たとえば、ひざが痛んだりもする。

それは、筋肉が衰えて骨に負担がかかる
ために出てくる痛みであり、
老人性疾患の一種でしょう。

ぼく自身、少し前からグラスを持ったり
何かを持ったりすると、手が震えるという
感じがある。

どうしたのだろう、何か内的な異常でも
あるのだろうかと思って、
知り合いの医者に相談してみました。


すると、即座に「ああ、それは単なる筋肉の
老化でしょう」と言われました。

「ちょっとトレーニングして筋力をアップすれば
消えますよ」ということなのです。そういうことは、
年を取るにつれていくらでも出てきます。

そうした場合に、スポーツジムに通ったり、
強迫観念に駆られたように毎朝ジョギングしたり
する人もいます。

けれども、ぼくは老化した筋肉を補うために、
体力をつけるということは考えません。

あるいは、エステティックサロンへ通ったり、
メークを工夫するとか、そういう外面的なことも
考えません。

外面的なものよりも、むしろ内面的なもので
魅力的に年輪を重ねていくしか、道はありません。
そうすることしかないと思うからです。

……
くり返しますが、若さが失われていくのではなく、
年齢が増えていくと考えればいい。

肉体的な衰えと反比例して、
精神的な内面は充実していくのだと考えたい。

若さを保つということは、外面ではなくて
その人の内面を豊かにしていくことなのです。

ぼくは、肉体的に若さを追いかけることはやめよう、
成熟した人間の魅力をつくり上げることに
楽しみを見つけたい、と思っているのです。

筋力の低下も、筋力以外のものを増やしていこう、
というサインに違いありません。

物忘れも、また新しい情報が入ってきている証拠です。
それが入ってくるからこそ、頭のなかを川が流れて
いるのだと考えればいい。

ぼくは、物忘れの力、老化の力というものを信頼して
生きていこう、とあらためて思うのです。


次回につづく


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2007-01-27 | 癒し・ヒーリング |  コメント : 5  |  tb : 0

Comment

山小屋暮らし

kounitさん

コメントありがとうございます。
そうですね〜kounitさんのHPを一瞥した瞬間から
五木さんの今回の記事がどこかにすっ飛んで
しまいますねぇ〜

http://www.geocities.jp/kounit/

世の中はいろいろの生き方をしている人が
いるのだなぁ〜としみじみ思います。



2007-01-28 | ろくろく #- | URL|[ 編集 ]

ぼくは山小屋暮らし、五木さんのような外部刺激も内部刺激もない生活だから、「物忘れの力、老化の力というものを信頼して生きていこう」などとのんきなことを言ってはおられません。大いに体操をしたり、物忘れ対策をしたりしたいと思います。〔笑〕

2007-01-27 | kounit #- | URL|[ 編集 ]

昼食後の仮眠15分で、気分爽快

日経新聞 (2002.7.20)

ネットで拾った資料をコピーしました。

 厚生労働省が2002年6月に、12歳以上の日本人32,000人を対象に実施した保険福祉動向調査によれば、睡眠時間が「やや不足」「全く不足」と答えた人が、合計で31.5%もいた。
夜眠れないのだから、昼寝をしてその分補おうと思うのが人情だが、職場ではなかなかそうもいかない。しかし、産業医学総合研究所の高橋正也主任研究官は「職場での昼寝を罪悪視しないでほしい」と語る。
高橋さんたちは、ある中堅企業の協力を得て、28〜67歳までの8人(男6人、女2人)を対象に実験した。
アイマスクと耳栓をして昼休みに15分仮眠(昼寝)をとってもらい、仮眠をとった週ととらない週との結果を比較したのである。
すると、仮眠ありの週では、「午後に身体が軽くなった」「頭がはっきりする」といった答えが、仮眠をとらない週よりも明らかに多かった。
またこの眠気が少なくなる効果は週の後半に大きく出てきたという。午後の眠気は作業能率を下げ、生産性の低下をもたらすだけでない。作業ミスや事故なども招きかねずそれによる経済的損失も無視できない。最近ではオフィスや工場でお茶の時間やコーヒーブレイクを導入するところも増えている。高橋さんは、「仮眠をとらなくてもよい人もいるが、とった方がよい人のために時間と場所を職場に設けてはどうか」と“ナップ(仮眠)ブレーク”の必要性を説く。

 広島大学総合科学部の堀忠雄教授、林光緒助教授も、15〜20分ほどの短時間の昼寝が、夜の睡眠に影響を与えずに午後の眠気をて低下させることを確認している。問題は短時間の仮眠が可能かということ。1時間を超える昼寝は、かえって身体をだるくすることもあるからだ。林さんは、「仮眠前にお茶やコーヒーなどを飲むことも一案」と言う。お茶などに含まれるカフェインには覚醒(かくせい)作用があるが、効果はとってから20〜30分後に出る。仮眠から目覚めるちょうどよい時間に覚醒効果があらわれる、というわけだ。実験による結果だが、試してみてもいいのではないか。


http://www.eonet.ne.jp/~uot/news-sanko1.htm

2007-01-27 | ろくろく #- | URL|[ 編集 ]

15分眠る

私も昼寝をよくしています。

夜はTV見たり読書をしたりで睡眠時間が
4時間くらいになることもしばしばあって、
その分、ちょっとした時間に仮眠を取るようにしています。

やまんばさんのおっしゃるように、僅か15分くらい
仮眠をとるだけでも驚くほど疲れが取れて効果的です。
これは長寿の秘訣だとおもいます。


昼寝推進キャンペーン『sheep!』
http://ameblo.jp/sleepsheep/


2007-01-27 | ろくろく #- | URL|[ 編集 ]

やまんばは今から青春

確かに皺は増えました。坂を上がると、フーフーいいます。が、私の内なるこの現象はなんなのでしょう。体の芯からふつふつとエネルギーが湧いてくるのです。疲れたと感じたら、そこで15分眠ると、またゴソゴソ動けるのです。絵も幼い女の子や、花々などを描いていたのですが、もっと成熟した女性(角度によるとマリア様か観音様、また別の角度からみたら凄みのある山姥様^^)が描きたくなりました。不思議な不思議な現象です^^。いまからの自分に希望を持てることに、深く感謝しています。

2007-01-27 | やまんばさん #- | URL|[ 編集 ]

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