2006年12月14日 (木) | Edit |
五木寛之著「不安の力」集英社文庫より (8)


ぼくは、以前読んだ野口晴哉さんの『整体入門』
という本がとても面白かったので、
『風邪の効用』という本も読んでみました。

読むにつれて、考え方の面で重なる部分が
たくさんあって、なるほどなと思いました。

たとえば、野口さんの説では、
風邪とか下痢というのは体の大掃除である、
ということになります。


体がアンバランスになっているときに、
風邪や下痢はバランスを戻すためには
大事なことだという。

むしろ、風邪をひいたな、と思ったら喜ばなければいけない。
風邪もひけないようなコチコチの体ではどうしようもない、
もう救いようがない、というのです。
これは、ぼくには非常に面白かった。

……
ぼくの知人に、ロンドンで活躍している
評判の高い気功師がいます。

以前からぼくの書くものを愛読してくれているというので、
雑誌で対談をしました。その人に「針麻酔というのは
本当に効くんでしょうか?」と尋ねてみました。

彼の答えは「いいえ、それは人によります。
すごく効く人もいれば、どうしても効かない人もいます」
というものでした。

それを聞いて、ぼくは安心しました。
鍼さえ打てばすべて効くとか、
気を使えばなんでも治るとか、
そんなことはないはずです。

それは、玄米を食べればみんな治る、
みたいな言いかたと同じことでしょう。

『風邪の効用』という本には、
一部そういう気になるところもあります。
しかし、風邪とか下痢とか、あるいは頭痛に関して、
野口さんの考え方には非常に共感する点がありました。

たとえば、頭痛は人間の肉体に対する警告なのだ、
とぼくは考えています。頭が痛いという反応も
ないようだったら、人間、もうおしまいだろう。

頭痛があることで、人はどれだけそれより大きな
深い悩みを早めに察知して、そこから救われているか
わからない、とずっと思ってきたわけです。

風邪をひけば、ぼくらは早めに寝ますし、
下痢をすれば、食事を制限します。あるいは、
頭痛がひどいときはじっと静かにする。

こういうことで、人間はどれだけ大きな危険を
回避できているかわかりません。

そう考えると、〈風邪の効用〉というのは、
たしかにその通りだな、と思います。


次回につづく


↓↓↓あなたの応援↓↓↓(1日1クリック)お願いします。

にほんブログ村 哲学ブログへ人気blogランキング精神世界 ランキング


スポンサーサイト
コメント
この記事へのコメント
ここ2,3日
当ブログで、個人を非難、中傷するコメントが
何回かありました。

当ブログを管理しているものとして、
行き過ぎた意見だと思われるものは
削除させていただくことにしました。


どうぞよろしくお願いします。m(_^_)m




2006/12/14(Thu) 17:54 | URL  | ろくろく #-[ 編集]
風邪
そういえば最近風邪をめったに引かなくなった。
外出後はしっかり手を洗っているのと
風邪かなと思ったらすぐに「麻黄湯」を
飲むようにしている。

それで風邪らしい風邪を引かなくなっように思う
西洋薬は効かないが、漢方薬は風邪にはよく効くと
体験的にも思う。


風邪の漢方治療
http://www.kuwana.ne.jp/moritani/touiken/cold.html


炎症部と頭部に熱がでる理由
よく分かりました。
錬金術者さんは薬剤師さん?お医者さん?




2006/12/14(Thu) 17:46 | URL  | ろくろく #-[ 編集]
病は神さまお近づきのしるし
錬金術者のコメントを読んでて思い出したんですが

むかしむかし(十数年まえだったか?)
「病は神さまお近づきのしるし」という題名の
月刊誌がありました。

たしか二、三ヶ月で廃刊になったと思いますが
とても印象的で、創刊号を購入しました。

先ほどネットで検索してみましたが
1件もありませんでした。(^。^;)
屋根裏か倉庫の何処かにあると思うのですが・・・

なかなかそうは思えませんが・・・
「病は、神様のお恵みぞな」
という考えには大賛成です。




2006/12/14(Thu) 17:09 | URL  | ろくろく #-[ 編集]
炎症部と頭部に熱がでる理由
 炎症部に熱を集めることで、人体は、気の作用から魂の力を集めることができるじょ。科学的にいえば、炎症を受けた細胞同士の情報のやりとりで、炎症性サイトカインが分泌され、免疫防御細胞(T細胞)が動員されるじゃ。
 
 つまり、熱を発するということは、この部分に危険が生じているので、防御体制をとりなされという人体内の防御体制の発令になるじゃ。

 しばしば、炎症部への熱の動員が遅れてはならないので、熱は、まず、人体全般から統合司令部の脳のある頭に集められるじゃ、そして、炎症部へと頭から送られるじゃ。だからして、なんらかの炎症が生じると頭は熱をもつじゃ。

 適度に患部に熱がもたらされないと、魂の自覚症状がもたらされずに、暗黙糧に、炎症が進行し、魂に混乱を生じるじゃ。その混乱が、魂に痛さを教えるわけじゃ。
2006/12/14(Thu) 16:55 | URL  | 錬金術者 #-[ 編集]
病の本質
 今日のブログは真実ぞな。病は、神様のお恵みぞな。病=警告があるから、公正な生活態度が育まれるじゃ。
 人間は痛い目みんとわからんじゃ、本来、肉体は非常に精巧精緻にできていて、神々の叡智の結集ぞな。だからして、魂が肉体を使いこなすには、それ相応の生活態度=叡智を必要とするじょ。

 健康は、日々肉体を存分に使いこなしている証でもあるじょ。警告から叡智を結集しようとし、同時に病があるから健康の有り難味がわかるじょ。
 しかし、その対応の仕方で、改善するか更に悪化するか、それは個人の叡智が問われるところじょ。病に罹るには、必ず自らの行いに原因があるじょ。だから、病は罹った本人だけが痛く感じるものじゃ。
2006/12/14(Thu) 10:32 | URL  | 錬金術者 #-[ 編集]
おはようございます。
おとついのことって、喜劇みたいです^^。歩いていたら、いきなり石が落ちて頭に命中したという感じです。今度、こんなことがありましたら、ろくろくさんや、皆様に感謝の挨拶もせず、姿を消すことがあるやもしれませんので、その節はやまんばの無礼をお許しください。やまんばはマリアさんを、本当に友達のように思い、親しみを込めて、コメントしてますので、至らない私ですが、どうぞもう少し信頼してくださるようにお願いします。それから、「巨人スウェデンボルグ伝」大変興味深く読ませていただいています。ありがとうございました。今後、やまんばが知りたいことがぎっしり詰まっているようです。本当にうれしいです。マリアさん、あなたのコメントの中で知りましたよ。どうもありがとう!
2006/12/14(Thu) 10:18 | URL  | やまんばさん #-[ 編集]
コメントを投稿
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL
この記事へのトラックバック