2006年12月08日 (金) | Edit |
五木寛之著「不安の力」集英社文庫より (2)


医師にもいろいろな専門分野があって、
かつては心臓外科が花形だった時代がありました。
脳外科がエリートコースだったこともあります。

最近では、免疫とか公衆衛生のように、
どちらかというと、これまであまり日があたら
なかった分野が注目を集めたりもしています。

そのなかで、こうした心療内科というような
〈こころの病気〉の分野に優秀な医師が集まるというのも、
時代の動きに沿った変化に違いありません。

それだけ患者の数も増えているのでしょう。


僕が聞いた限りでは、心療内科に行くというのは、
その人が他人に言えない内面の話を聞いてもらいたくて
通っているようにも考えられます。

医者の対応が人間的であればあるほど、
どうしても話が長くなるため、
一人ひとりの患者の診察に時間がかかる。

その結果、予約してもいっぱいで、
人気レストランのように、何週間も先の
順番待ちをしている患者もいるという。

とにかく、それくらい心療内科に患者が
殺到しているというのは意外でした。

おもしろいことに、心療内科に行ったら、
会社の同僚に偶然出会ったという人もいました。

そんなときでも、「あなたも来ているの?」
「いや、私はかなり前からきているのよ」
という調子で、別にまずいところを見られた
という感じではなかったといいます。

むしろ自分が長く通っていることや、
そこに来ていることを自慢げに話すケースさえ
あるらしい。若い人たちのあいだに、あたかも
ファッションの流行であるかのごとく、

あるいはスポーツジムに通っているごとく
心療内科に通う、という現象があるのを
興味深く思いました。

ちなみに、これが精神科の病院で治療を受けた
ということになると、かつての世間での
受けとめかたはかなり歪んでいました。

どんなに偏見が少なくなったとはいえ、
まだまだ社会一般の精神病というものへの
理解はおそろしく低い。

そういう病歴があるということに対して、
ある種の過去の汚点であるような見方をする
場合さえあるのです。

それに比べると、いまの心療内科のイメージは
ずいぶん違っています。では、どんな人が
心療内科に通っているのでしょうか。


次回につづく


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コメント
この記事へのコメント
質問の意味がわかりました。
マリアさんのご指摘通り、他人に迷惑をかける人たちではありません。一人の方からは、お金の使い方で、大切なことを学びました。やまんばはいまでも、その教えを守っています。「物を買うときは持っているお金で一番よいものを買い求めなさい」と。とても教養が高く尊敬もしていますが、あまりにも三人とも、やまんばの身近な人で、大切に思うから、つい、やまんばの価値観から、人生をもっと豊かにすごしてくださればと思ったのです。でも、やまんばは、やはりまちがっていました。人生を台無しにしてるなんて、私が判断すべきではありませんでした。反省します。さすがマリアさんです。そしてまた、今回ろくろくさんが、私のコメントにすぐ反応され、質問されたのは、コメントの内容から、「同情することができます」という言葉が入っていたので、わりと、ろくろくさんの身近におきていることではないかと推測します。だから、反応が早く、興味をもたれたのではないかと、またまたやまんばは勝手に想像するのです^^。錬金術者さん、今、やまんばは、霊と魂のちがいがはっきりわからず、本を読んでは頭をひねっていますよ。


2006/12/08(Fri) 22:17 | URL  | やまんばさん #-[ 編集]
こんばんは☆

>99人の中でひとりくらい

しか、なかなかいないわけでしょう?普通では。。。

私の言っているのは、周りにはなかなかいないけれど、だからこそ、ビジネスに応用している人は多い、ということですけれどね。さすが「蔵が建つ」だけあって。

私自身は聞き上手とも言っていませんし、思いもしていません。

そもそも「蔵を建てたい」と思っていませんしね。

人でも物でも、何かに依存して自立できないのは、ほんと危険だと思いますわ。
2006/12/08(Fri) 20:19 | URL  | マリア #-[ 編集]
肉体を動かさない人
なるほど~
あまし肉体を動かさない人に、
精神病や心の病のようなもんが現れるじゃ。

というのはその通りだと思います。

常に、他に依存して生活すると、
他の存在無しには自立できずに、
公私混同を生んで、
老いて痴呆になってしまうじょ

これもその通りだなぁと思います。
わたしも危うく痴呆症になるところでしたよ。
くわばらくわばら

さあいまから散歩に行ってきます^^



2006/12/08(Fri) 18:58 | URL  | ろくろく #-[ 編集]
聞き上手な人
少なくとも私の周りには、
聞き上手な人といえる人は
99人中1人位しかいません。

聞き上手なだけで蔵が建つといわれる位ですから
その人に会いたくて全国からたくさんの人が
訪ねてくるといった感じですね。

マリアさんが聞き上手な人でしたら
それはめったにいない貴重な存在だと思います。
なにをされても必ず成功される方です。

「やまんばさんに対しては即効でひとつひとつ、丁寧にレスつけるのね」に関しては、あまり考えたことは
ありませんでした。

昼夜関係なく空いた時間に
みなさんのコメントに感じたことを
ありのままにコメントさせていただいているだけです。



2006/12/08(Fri) 18:48 | URL  | ろくろく #-[ 編集]
ろくろくさんて、やまんばさんに対しては即効でひとつひとつ、丁寧にレスつけるのね。。
2006/12/08(Fri) 12:51 | URL  | マリア #-[ 編集]
やまんばさん
こんにちは☆

やまんばさんの言われるところの「ケチな人」から「見習いたい」見習う点も多いのではないか?と思って書いたのですが、あれでは、主語がぬけて分りにくかったですね。すみません。

払うべきものを払わないとか、人に迷惑かけない「以上「電気をつけない云々・・・」とかは、興味もありませんけれど、ただ「お金にシビア」なことは、ましてやこのご時世、子供もいないそのお二人にとってみれば、どんなに親しい間柄でも、殊、お金の話になると身構える、のも無理からぬ話であると思いましたし、お金持ちだけに、それが目当てでよってくる人も今の時代は特に多いことでしょう。

「善意でいれば騙されない」とか「騙されたほうがまだいい」と思える人とは無縁の発想なのでしょうが、その姿勢は『必要以上に人を当てにしない』ことに繋がりますし、むしろ、それが金銭トラブルを未然に防いでいるのかも?とも思えましたので。

その方を直に知りようもないので、どの程度のことなのか、コメントからはその辺が読み取れませんでしたので。
2006/12/08(Fri) 12:36 | URL  | マリア #-[ 編集]
心の病なぞはない
 世の中、肉体で生きることが全てだと思っているから、精神病や心の病などという概念が生まれるじゃ。 肉体が全てならば、これは矛盾しているじょ。一体、精神と心はなんぞな?
 現代科学のように、精神や心を脳の構造に求めるならば、精神病や心の病は、脳の構造に原因があることになるじゃ。脳のニューロンや、ネットワークを治したりしたら、治療できるというおかしな結論がでるじゃ。
 そして、カネを好んだり、人の好き嫌いは、脳の構造から説明されなきゃおかしいぞよ。前述のカネを好む人は、どこか脳の構造に異常があるとみなされるじゃ。そして惚れ薬や、頭を良くする薬が、脳の構造を変えるもんとして、できなければいかんぞ。欲求、欲望を抑える薬も脳の薬としてできんといけないぞ。
 精神病や心の病の治療者は、脳の構造に原因があることを証明せねばいかんぞ。

 現代科学からいえば、つまりは、精神病や心の病は、脳の疾患といわねばならないだろうじょ。

 しかし、現実の心療内科の医者は、精神や心というまるで、霊や魂のようなものに、原因を求めているわけじゃ。全く非論理的で、非科学的だといわねばならないじゃろうね。宗教と同じじゃ。

 現代科学は魂なぞ存在しないといいながら、精神と心の実体を掴んでいないから、魂の存在を認めるような行為をしておるようなおかしな話になるじょ。

 我々は、肉体をみているようで、実は、本当の肉体をみてはいないじゃ。本当の肉体は、死んだ後に残った物質的な構造物じゃ。

 肉体を動かしているのが魂なわけじゃね。生きているときは、魂が、肉体をつくりながら、動かしているわけじゃ。その作製方法、操作方法、つまりはプロセスが、精神や心に相当するわけじゃ。

 脳は、そのプロセスを感知して肉体に伝える機能面に過ぎんじゃ。プロセスをつくるのが、魂の能力ぞな。プロセスをつくるのが、下手なのが、精神病や心の病として、映るだけじゃ。

 これは病などではなくて、偏っているんじゃ。肉体とのコミュニケートが下手だから、病にみえるじゃ。
 
 だから、あまし肉体を動かさない人に、精神病や心の病のようなもんが現れるじゃ。そして、常に、他に依存して生活すると、他の存在無しには自立できずに、公私混同を生んで、老いて痴呆になってしまうじょ。

 すなわち、人と交わり、他を愛せない人ほど、痴呆症に罹りやすいともいえるじょ。
2006/12/08(Fri) 11:40 | URL  | 錬金術者 #-[ 編集]
おはようございます☆

「大抵の人間は喋りたがり屋」だからこそ、貴重価値があって「共感」「優しさ」「理解」を持って、話に耳を傾けてくれる相手を(お金を払ってまでも)求めているということです。

そして、それを実践しているのがカウンセラーであり、以前、意味じくもろくろくさん、ホステスで人気の高いのは、容姿だけではない、聞き上手な人・・・と仰られていましたでしょ?それが全てとは言わないまでも、それ(聞いてもらいたい、理解してもらいたい)を、如実に物語っていると思いません?

お言葉を返すようですけれど「人の話を聞く」のは、それ程、難しいこととは私は思いません。これが、仕事、お金の為、となれば尚のこと。
現に「孤独な人」や「一人暮らしの老人」とかをターゲットにした詐欺やなんかの多くは「話をよく聞き、同調し、信頼させる」ことが、基本中の基本ですし・・・

相手の信用、信頼を勝ち取るには、まず、心を開かせる事、それには名カウンセラー的要素が必要不可欠である、と思いますわ。







2006/12/08(Fri) 11:24 | URL  | マリア #-[ 編集]
ひょんなこと
やまんばさん「ひょんなこと」を
お答えいただいてありがとうございます。

「お金持ちの家に養子に入ったこと」については
その方のことを私は同情することができます。

お金持ちがお金持ちになったのには、
色々ないきさつがあるとおもいます。それで、
やはり倹約家であるということが一番多いのでは
ないでしょうか?

お金持ちは、言葉の通りお金を持っているから
お金持ちになるわけですから、
私たちのようにお金は天下の回り物~
あるだけ使っちゃおう~というひとは
お金持ちにはならないのです。たぶん(^。^;)


お金持ちの家に養子に入った方は大変だと
思います。お金持ちはケチですから・・・





2006/12/08(Fri) 09:53 | URL  | ろくろく #-[ 編集]
興味深々
もしかしたら
マリアさんの質問は、
ぼくがやまんばさんに質問した「ひょんなこと」を
重ねて質問したのではないですか?

やまんばさんが質問に答えて
コメントしてらっしゃるのを見落としたか、
やまんばさんのコメントとマリアさんのコメントが
重なって送信された場合、
前後がちぐはぐなつながりのコメントになってしまう
場合がけっこうあります。

2006/12/08(Fri) 09:27 | URL  | ろくろく #-[ 編集]
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