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2006年01月31日 (火) | Edit |
五木寛之著「元気」幻冬舎文庫より

「放念」は、
ストレスの時代を生きる
知恵のひとつである。

それは頭を悩ますものごとと、
どうつきあっていくかということだ。

夜、眠ろうとすると、
いろいろな心配ごとが
頭に浮かんでくる。

そのことを考えていると
心配ごとが膨らんできて、
どんどん悪いほうへと
展開していく。頭が冴えてきて
心臓もドキドキしてくる。


そうなるともう眠るどころではない。
想像が勝手に暴走しはじめて
気がつくと朝。
ぐったりした体をおこして
一日の仕事にとりかかる。

座禅をしていて本当に
無心になることなどはありえないそうである。
(内山興正著「生命の実物ー座禅の実際」柏樹社刊 参照)
完全な無心とは死だ。

大事なことは、
浮かんでくる想念にこだわらずに
「手放すこと」が必要だというのである。

ひとつのイメージがうかぶ。
人間の心は自然に手をのばして
そのイメージをつかもうとする。
つかめば必ずつぎの想念に発展する。

だからうかんだ想念をつかむ手をはなして、
それを手放すことだというのである。

内山氏はそれを「思いの手放し」
とよんでいる。

人間の生きた状態では
つぎからつぎへとあらたな想念が
浮かんでは消えていく。

その想念のどれかひとつを
手をのばしてつかむ行為を、
こだわる、という。

ひとつのことを追うことをせず、
つぎなる心配ごとに気をむけるのが、
「手放し」である。

見えたらそれを手放し、
つぎの問題へ頭をきりかえる。
要するにひとつのことを
ふかく追わないというのが
「放念」である。

きのうのことを思いださない。
あすを考えないで、
目の前にきたボールを蹴る。

そんな一刹那に生きることこそ
現代人の元気の条件だと考える。


(ろくろく)「あと400円で駐車代が無料になる」
といったまことに不純な動機で
たまたま手にした本がこの「元気」
という文庫本でした。

今こうして読みなおしてみて
新たに感動しています。

絵画技法を学ぶときに
名画を模写しますが、
お気に入りの本を書写するのが
これほど大切だとは思いませんでした。

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テーマ:♪元気になる♪
ジャンル:心と身体
コメント
この記事へのコメント
くよくよ虫を手放す。
はーなるへそ。
手放す。手放す。
今来たボールを蹴るのみ。
ボールすら見ずに、くよくよ妄想してしまう。
そんな自分に気付くことからはじめます。
2006/02/01(Wed) 10:17 | URL  | とんちんかん #-[ 編集]
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