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2006年10月05日 (木) | Edit |
嵐山光三郎著「徒然草の知恵」ダイヤモンド社より(21)


若き人。
兼好にとって、
若さとはバカという意味だ。

若いということは、
兼好にとって、
まったく価値になっていない。

兼好自身、老成の趣味があり、
歌道をたしなむ者として、若さから来る
無知と横暴の害を嫌っていた。

実力者は、
いつの時代も若者を
バカにしているものである。


「若い人の意見を聴く」立場をとる人は、
若い人をなめているから、

自分の中の「若さ」を確認する道具としてのみ、
若者の話を聞くのである。

若い人との交際は、
そこにとどめておくのができる男の本音で、
友としてはいけない。

病なく身強き人、
これは非常に健康な人という意味だ。

身体が丈夫で、強い人というのは
友とするには頼もしいように思えるが、
身体が弱い人の気持ちがわからない。

家来とするには役に立つが、
友としては、害になる。
弱い者への思いやりがない。


四番目は、酒を好む人。
兼好は、酒の害についていろいろと述べているが、
それが、かなりのディティルわたっているところから、
じつは大の酒好きであったろう、と私は予想する。

兼好はシニカルな批評家であったから、
真面目な学者たちは、
文面をそのままうのみにしまいがちだが、
兼好の言葉には常に裏の裏のそのまた裏がつきまとう。

私はかなりの酒飲みだが、『現代版徒然草』を記す
としたら、やはり同じようなことを書くであろう。

いずれにせよ、酒飲みの友なんぞは、
いないほうが金がかからなくてよい。
酒飲みはいつの時代にもこれくらいなことを言う
ダンディズムは持ちあわせているものだ。

武(たけ)く、勇める兵(つわもの)もよくない。
都人だった兼好は、鎌倉武士が嫌いだった。

シルベスタ・スタローン演じる勇める兵ランボーの活躍は、
映画館で観る限りは面白いが、友と称して自分の家の
晩御飯にやって来られては迷惑だ。


次回につづく


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テーマ:哲学/倫理学
ジャンル:学問・文化・芸術
コメント
この記事へのコメント
知らぬがほとけ
若いうちはビギナーズラックがあったりして
「知らぬがほとけ」ですんでたとしても

これからは人生をしっかり学びとっていく
ことがとても大切だと考えます。

「徒然草」は人生を学ぶ要所というか
秘伝の宝の山~~~だと思います。


2006/10/05(Thu) 17:54 | URL  | ろくろく #-[ 編集]
友とするに悪しき者
病弱な人にとっては
元気な人はホント迷惑のようですね

だからといってわざわざ病弱になるわけにも
いきませんし、

病気になったときはめったにないチャンス
じゃからしっかり勉強しよう~~

2006/10/05(Thu) 17:33 | URL  | ろくろく #-[ 編集]
人の心の奥深さを読む達人
そうなんです。
兼好法師は深いです。

繰り返し、繰り返し学びたいです。
なかなかこのようなことを学ぶ機会が
ありませんぞなもし



2006/10/05(Thu) 17:23 | URL  | ろくろく #-[ 編集]
うっ、また兼好さんですね。
同じ時代に生きていたら、友達には決してしてもらえなかったと思います。やまんばは田舎者で単純で裏の裏のそのまた裏って、「食べられるのですか?」なんて馬鹿な質問をして、無視されそうですからね。だけど、ランボーさんが、家にこられて晩御飯を食べられ、大声で笑って話をされたらやまんばはもっと困りそうです。
2006/10/05(Thu) 16:41 | URL  | やまんばさん #-[ 編集]
友とするに悪しきもの
こんにちは☆

病なく身強き人。。。私です!(笑)。。

ほんと、私、昔からなぜか『元気な人』のイメージあるみたいなんですね。

彼にも「お前っ、何でそんなにいっつも元気なのよっ!?」と、言われましたし、ネットでも、2度程、
コメントしただけなのですが「マリアさんにはパワーがある」とか「パワフルなお方では?」と、言われてみたりもしますし。何故だか解りませんけれど。。

まあ、確かに積極的な方だとは思いますが。

あと、お酒好きの飲んべいですし、兼好さん言うところの「友とするに悪しき者」に、当てはまるところ、他にも多々ありますわあ(汗)


2006/10/05(Thu) 13:32 | URL  | マリア #-[ 編集]
兼好法師は秘儀参入者
御尤も御尤もという感じです。徒然草には、只々頷くしかないだす。人の心の奥深さを読む達人とお見受け申しましたとです。
2006/10/05(Thu) 12:50 | URL  | 錬金術者 #-[ 編集]
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