2006年08月21日 (月) | Edit |
至知選書「現代の覚者たち」竹井出版より(21)
対談 生きることは燃えることなり ――森 信三/平澤 興〈6〉


森 私の好きな四国の坂村真民という人の詩に、
こんな詩があります。
『リンリン』という題でね。

燐火のように
リンリンと
燃えていなければならない
鈴虫のよううに
リンリンと
訴えていなければならない
禅僧のように
リンリンと
鍛えていなければならない
梅花のように
リンリンと
冴えていなければならない


平澤 いい詩ですね。

森 生きた真理を考えるには、
生命を持ったものを見なきゃならんが、
生命を持ったもののうち、
大きく分けると動物と植物とある。

で、植物のほうがわかりがいい場合が
少なくないですね。
動物は動くし、醜さが人間に近いからね。

植物のほうが真理を誰もわかりやすい形で
表している。だから動物より植物に学ぶことが
多いですな。

平澤 たしかにおっしゃる通りですね。

森 もっというと、二宮尊徳というような
農の哲人は、やっぱり動物より植物から
真理を学んだほうが多いでしょうね。

先生の語録の中に、「長所を伸ばせば短所は
自ら隠れる。小木の時は曲がっていても
大木になれば、真っすぐになるようなものです」と。

これはええですな。大した言葉です。至言ですな。
野暮くさいが、それを私なりに解釈してみると、
大木になるってことは宇宙の生命を直に受ける。

直接に受ける。それだから、直ってくる。
曲がりってものは我だものね。

平澤 まあ、人の欠点が目につくようでは
まだだめですね。人の悪口しかいえぬ人は、
もう成長能力のない人であり、

また人の短所しか見えない人は
成長が止まっている人ですよ。

森 ああ、そうです。長所が見えんのは、
こっちに我があるから見えん。

向こうから学ぶものを見つけるっていう態度に
ならないとね。それがまた、なかなか難しいですな。


次回につづく


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コメント
この記事へのコメント
windyさん
お返事ありがとうございます。

出会い始めのころは「あばたもえくぼ」で、
互いに相手の欠点さえも長所に見えてしまいます。

しかしそうしたラブ・マジックは、
そう長く続くものではありません。

そこで、次の段階として、彼(彼女)の欠点を
愛の力で治してあげる。

ということで、
「人の短所しか見えない人」
に変わってしまったかにみえるのです。

恋人同士が必ず通らなければならない
関門の一つともいえると思います。

彼の言うように自分の短所をこの機会に
治すことができたら
それはとてもすばらしいことです。

あなたの魅力(長所)で短所を上手にカバー
することができるかもしれません。

とても治すことができないことを
彼が指摘し続けるのなら、別れたらいいのです。
いい男はいくらでもいます。

2006/08/23(Wed) 10:38 | URL  | ろくろく #-[ 編集]
錬金術者さん、お久しぶり。
こころの平安を保つ   自分とちがう人に出会うと今のやまんばはワクワクします。若かった頃はくやしくてくやしくて、夜な夜な次の対策を練っていた。そういう人にはめったに出会いません。あとからわかったことですが、実は相手もやまんばに一目おいてくれていたそうです。本当は互いに惹かれているのかもしれません。相手の心を得ようとするなら、自分の本心からの言葉でなければならない、これもその人に教えられてきたことです。自分の本心?がどこにあるかのかさえもよくわからなかった頃のやまんばの話です。それ以来自分の本心を、じっくり探しながら、人と接しているのです。コメントもそうしています。何が正しいのかこの世では本当のことはわからないけど、錬金術者さん、あなたは、おもしろい存在です。ろくろくさん、どう思われますか^^。
2006/08/23(Wed) 06:28 | URL  | やまんばさん #-[ 編集]
お返事ありがとうございました。

紹介してくださった法則を何度も読み返しました。
こちらの法則は色々な事に当てはまると思います。
彼にも同じ事を言われました。

 母は私に何かあれば、きっと命を投げうって私を助けるでしょうし、私も同じ事をすると思います。
それは損得勘定の無い本能だと思うのです。
 それでは本能の成す信頼は血縁以外には存在しないのか?
と考えますと、そうでもない気がします。

 仲睦まじい老夫婦を見かける事があります。
情熱が冷め、惰性で共に生きている方もいるでしょう。しかし情熱が冷めても同じ方向を見て生きている方達は、昔とは違う形の「愛」が継続している様に感じるのです。

どの様な事をされても彼の尊敬出来る部分を否定する事が出来ません。少数意見と知りつつ、私は覆水を盆に返す方法を考えて実践してしまうと思います。
2006/08/23(Wed) 01:41 | URL  | windy #-[ 編集]
天国
天国というか極楽が、
それ程素晴らしいところであれば、
何故わざわざ、この世に舞い戻ってくるのだろう?

その答えが『飽きるから』ですか
すごいですね。

そういう意味では、だあれも悟りたくないのかも
しれません。

悟りの世界は、ホントに退屈なのかもしれませんね。


2006/08/22(Tue) 18:19 | URL  | ろくろく #-[ 編集]
錬金術者さん☆

同感!ですし、非常に分りやすいですわ☆

私、昔、天国について、それ程素晴らしいところであれば、何故わざわざ、この世に舞い戻ってくるのだろう?
と、素朴な疑問抱いてまして、その答えのなかで、凄い説得力あったのが
『飽きるから』。。。他に、修行のため、とか色々あるのでしょうが、
私的には、妙に納得しましたわ。

同じ考え、同じ発想って、確かに大事で惹きつけあうでしょうが
同時に、刺激がないと「つまらない」って感じるのも又人間ですし。
2006/08/22(Tue) 12:43 | URL  | マリア #-[ 編集]
心の平安を保つのはひと苦労
 人間づきあいは苦痛、面倒の何者でもないです。自分独りならば好きなことができますが、ひとたび、人と出会えば、相手の意見や動向にも耳を傾け、協調していかなければいけません。たちまち、自分とは異なる相手に出会うと、心が乱されることでしょう。
 心の平安、平静を保つには苦労がいります。誰とも会わず、好きな人とだけ会って暮らすというのなら、この大きな宇宙の極一部だけの存在となり、やがて、そのことにも飽きて、誰からも忘れられ、存在自体が消えてしまうでしょう。
 「嫌だな、私とは全く違うな」と思う相手こそ、実は、自分の欠点を露わにしてくれる存在なのです。欠点のなかに長所が隠れています。それはこちら側の受け入れ方であり、考え方なのです。
 他人の存在というのは、自分の足らない部分を、体験として教えてくれる存在なのです。「あなたはいまこの性格が足りないから、この性格を身につけるために、この性格をもつ人を巡り合わせよう」と守護霊のような存在が、一期一会として手配しているようです。確かに、相手の欠点ばかし目がいくのは、成長していない証でしょうね。しかし、欠点ばかり目に付く他人が周囲にいるというのは、そのように手配しているからでもあるのです。要は好き嫌いをなくす修行です。
 他者の存在とは、自分の欠点を教えてくれる人であり、他者を理解することで、自分の存在も理解できるのです。実は我々の存在は、本来、皆、同じなんです。生きてきた体験により、好き嫌いが生まれ、偏っているだけなのです。それがカルマです。カルマを克服したら、自分=他者=キリストの存在を理解できるといわれています。
2006/08/22(Tue) 10:53 | URL  | 錬金術者 #-[ 編集]
windyさん
はじめまして

「一番理解して欲しい人」が
「人の短所しか見えない人」
に変わってしまいましたか?

それは残念ですね。

もしかして
「一番理解して欲しい人」
というのは、あなたの恋人ですか?

だとすればそれはとても辛いですね。

「ビルとアンの愛の法則」
http://lokulog.blog43.fc2.com/blog-entry-15.html
が参考になるかもしれません。

windyさんの
「一番理解して欲しい人」が
たとえ、会社の上司や先輩であっても
ビルとアンの愛の法則はあてはまると思います。

対人関係が
燃えるような情熱を失うまでに、
一年とは要しない
のですから。

まさにおっしゃるとおり
諸行無常です。
でも解決方法はあると思います。

「ビルとアンの愛の法則」を
読まれたら、また感想を聞かせてくださいね。

今後ともよろしくお願いします。

2006/08/22(Tue) 09:00 | URL  | ろくろく #-[ 編集]
写真撮ろう
じつは私も写真が大好きです。

このブログのリンク先も写真のブログが多いのは
そういうわけです。

マリアさんが写真撮りたいのであれば
是非とも今からでもやるべきです。

マリアさんの写真是非見てみたいですね。
ヤフーの「集まる」の「フォト」を
利用することもできますよね。

たのしみにしています。


2006/08/22(Tue) 08:29 | URL  | ろくろく #-[ 編集]
はじめまして。
毎日興味深く記事を拝見しております。
私の「一番理解して欲しい人」が
> 人の短所しか見えない人
に変わってしまいました。
人の心に永遠なんて無いのかもしれません。
諸行無常とは、そう言う事なのでしょうか?
2006/08/22(Tue) 00:56 | URL  | windy #-[ 編集]
植物の写真。。。
おはようございます☆

最近よく行くプログに、写真がメインのがあって
特に、動物と植物の写真が気に入っています。

同じ種類の花でも、1つ1つが微妙に違っていて
みる角度によっても、また新たな発見があったりで
全然、見飽きることが無いんですよねぇ。。。

私、そんなによぉ~く、お花観察したことなかったんで
とても新鮮で、写真をスライドしていると
ドラマチックで、人生すら感じますわ。。
私も、デジカメとルーペ持って、写真撮ろうかしら♪









2006/08/21(Mon) 11:31 | URL  | マリア #-[ 編集]
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