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2006年07月28日 (金) | Edit |
至知選書「現代の覚者たち」竹井出版より(7)
真理は現実の唯中にあり ――森 信三〈7〉


ーー〈男は無限の前進に賭けるところが
なければならぬ〉というのもその通りですね。

森 男の生き方には、どこか「自己に賭ける」
という趣がないとね。組織の中におると
賭けるということはそう勝手にはできません。

なぜかというと、食うことを保障されているからね。
だから、人を使う人はある程度部下に賭けさせる
ということ。そこがすぐれた社長の条件でしょうね。

ーー賭けると、
自分の知らなかった力も出てきますからね。



森 ええ、出てくる。力が出てくる。
それから、社長の信頼度を実感しますね。
そこに命と命の呼応が生まれる。

ーー上役の苦心がわかりかけたら、たとえ年は若くても、
他日ひとかどの人間になるとみてよい。
といわれているのも、なかなか面白い指摘です。

森 それはなぜかというと、想像によって、
自分の経験の世界の限界を超えとるから。
で、それはね、一種の叡智の働きですが、

叡智ってものは、においをかいで察する、
ということです。この叡智の働きというのは
学問論としても教育論としても大事なことだ。

ところが、日本は肝心の学問論てものが
ほとんどみるに堪えるものがない。みな西洋の
学者の学問論の翻訳みたいなものばかりでね。
自分の体を絞ったものがない。


ついでにいうと、上位者にタテつくことをもって
快とする程度の人間は、とうてい「大器」には
なれない。そりゃ、まだ、見る世界が狭いってこと。

親の気持ちさえ、察しがつかんという程度では無理。
そりゃ、組織が、人的構成が生きてつかめておらん
ということです。

そういうことがにおいでわかりだすのが三十過ぎ。
これをいかにして年齢を遅れんように知らすかということが、
幹部の人の苦心のいるところじゃないですか。

まあ、教育といえば、それが一番の教育でしょう。



次回につづく


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テーマ:哲学/倫理学
ジャンル:学問・文化・芸術
コメント
この記事へのコメント
ろくろくさん
ありがとうございます。

非難されると思っていましたので、気持ちを分って頂けて、とても嬉しいです。

本当、そうなんですよ~。私だけならまだしも、全っ然気を使わないんで、ハラハラ、イライラさせられて、もう思わずどつきたくなるんですね。実際にどついた事はありませんけど。。精神的には、どついてますが。(笑)

あら、対談のせて頂けるんですね!楽しみです。
森先生の「1日1語」買って読もうと思ってます。
2006/07/28(Fri) 15:40 | URL  | マリア #-[ 編集]
気ィ使って気ィ使わないタイプ
上役の苦心は わからなかったですね。

しかし、子どもを持つことで親の気持ちは多少なりとも
わかりますよね。

子どもは親を非常によく見ています。
被害も受けているから しっかり
日ごろから観察していますからね。

72才の母を出入り禁止にする気持ちは
痛いほどよく分かる気がします。

わたしの親もわがままですから
子ども(孫)や家内がホントに迷惑受けるんですよね。


森 信三さんのはこれで終わりですが、
至知選書「現代の覚者たち」はつづきます。

評判よかったので森 信三さんには、対談で再登場
して頂くことにしました。

おたのしみに…
2006/07/28(Fri) 12:48 | URL  | ろくろく #-[ 編集]
ドキッ!
おはようございます。

耳が痛いですわ今回の先生のお話。。
思い当たることがいっぱいで。

においをかいで察する。。。
お恥ずかしいですが、全然出来てないと思います。
前に「お前はほんっと、気ィ使って気ィ使わないタイプ!」と、指摘されたことがあります。(グサッ!)
それに、ここ3ヶ月ばかり、72才の母を出入り禁止にしていますし。「いい年して何をしとる!!」と先生に叱責されそうですね。反省します。。

ろくろくさん、「続く」になってますが、7回で最終回ですよね?




2006/07/28(Fri) 11:16 | URL  | マリア #-[ 編集]
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