2016年06月15日 (水) | Edit |
J・クリシュナムルティ 中川吉晴訳「瞑 想」星雲社より(1)



瞑想のなかにある心(マインド)は静かです

それは 思考でとらえられる静けさではありません

おだやかな夕ぐれどきの静寂ともちがいます

それは思考が

その表象 言葉 知覚のすべてとともに

すっかりやんでしまうときにおとずれる静けさです



このような 瞑想のなかにある心こそ

宗教的な心です

宗教とは

教会や寺院のなかで

ふれられるものではありません

また 聖なる言葉を詠唱することによって

ふれられるものでもありません

宗教的な心というのは

愛が炸裂することです

この愛は

どんな分離も知りません

愛にとっては

遠くも近くもないのです

一も多もありません

愛という状態のなかでは

すべての分裂がなくなります



愛もまた美とおなじように

言葉であらわされるものではありません

このような静けさをとおしてのみ

瞑想的な心は はたらきます



次回につづく


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