2014年08月08日 (金) | Edit |
ティク・ナット・ハン著「微笑を生きる」春秋社より (42)


人を愛すためには、
その人を本当に理解してあげる
ことが必要です。

もし愛がただ相手を所有したい
という欲望だけなら、
それは愛ではありません。

自分のことだけ考えて、
自分に必要なことだけに敏感で、

相手の求めていることを無視するなら、
愛は成立しません。


微笑みを生きる―“気づき”の瞑想と実践微笑みを生きる―“気づき”の瞑想と実践
(2002/02)
ティク・ナット ハン

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愛する人が求めるものや、
願い、苦しみを理解するためには、
相手を深く見つめてあげなければなりません。

本当の愛はここからはじまります。
あなたが本当に相手を理解してあげたら、
その人を愛さずにはおれなくなります。

ときには愛する人のそばに坐って、
その人の手をとって、
こう尋ねてみてください。

「あなた、私はあなたをよく理解しているでしょうか。
それともあなたを苦しめているでしょうか。
もしそうなら言ってください。

もったなたを愛することができるように努力したいから。
あなたを苦しめたくないから。

もし気がつかないで、あなたを傷つけるようなことを
していたら教えてください。

そうすれば、いまよりもっとあなたを愛せるし、
あなたも幸せになれると思います」。

このような意味のことを、
こころをひらいて伝えてください。
相手はきっと涙を流して喜ぶでしょう。

この涙はよい兆しです。理解の扉がひらいて、
ふたりのあいだでこころが通い合うようになり、
何でも一緒にできるようになります。

しかし父親が息子のこのように話すには、
時間も勇気もたりないかもしれません。
そうなれば、父と息子のあいだは断絶して、
愛は育ちません。

このようなことを尋ねるには、
本当に勇気が要りますが、
勇気を奮って扉をひらかないと、

愛すれば愛するほど、
愛したい相手を傷つけてしまうことに
なりかねません。

本当の愛には理解が必要です。
理解さえすれば、
愛する人は必ずそれに応えて、
愛の花を咲かせてくれます。




次回につづく

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