2014年08月01日 (金) | Edit |
アンドルー・ワイル著 上野圭一(訳/構成)「ナチュラル・メディスン(CDブック)」春秋社より

大切なのは、
短時間でもそれを続けることで、
一回の暗示に時間をかけることではありません。

毎晩あるいは毎朝、
それを行ってください。
たとえ10秒でも、
毎日続けることが大切なのです。

無意識のこころは、
繰り返すものに反応します。

自分に健康と治癒への信念を
繰り返し言い聞かせていると、
無意識のこころがそれを吸収して、

そこから治癒のメッセージが
全身の組織や器官に伝えられるのです。


ナチュラル・メディスン・CDブック (ヒーリング・ライブラリー)ナチュラル・メディスン・CDブック (ヒーリング・ライブラリー)
(1996/04)
アンドルー ワイル

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無意識のこころには、
言葉や思考やイメージを吸収し
記憶するという素晴らしい能力が秘められています。

全身麻酔で意識を失い、
外科手術を受けている最中の患者でも、
無意識のなかでは手術室の会話を聴いています。

残念ながら、
そのことに注意を払う医者は
ほとんどいません。

なかには麻酔が効いて
眠っている患者に対して、
無神経なひどいことを言う医師もいます。

しかし患者の無意識が
それをすべて聴いていて、
覚えていることは確かなのです。

全身麻酔手術中に、
私が紹介したような
肯定的な暗示の言葉を聴いた患者は、
聴かなかった患者よりもはるかに
治りが早いというデータが出ています。


私はアリゾナ大学で
医学生の教育にも携わっていますが、
学生には患者と接する時の言葉遣いには
くれぐれも注意するようにと教えています。

というのは、
医師は自分でも気づかないうちに、
患者に悪い暗示をかけてしまうことがあるからです。

実例をあげましょう。
つい最近多発性硬化症で来診した、
三十代の女性のケースです。

その人は医師の奥さんで、
私のところに来たときには
かなり弱っていました。

自分では歩けず、
字も書けない状態でした。

膀胱の機能も失われ、
磁力では排便もできず、
ほとんど廃人同様だったのです。

にもかかわらず、
タバコをよく喫い、
アルコールをたくさん飲み、
毎日コーヒーを飲んでいました。

食生活もひどいものでした。


話を聞いていくうちに、
こんなことがわかってきました。

多発性硬化症の診断を告げられた時、
彼女は担当の神経科医から、

「これは坂道を転がり落ちるように
悪くなっていくような病気だ」

というようなことを言われたのです。

彼女はその一言ですっかり絶望してしまい、
悪くなるという考えに
取りつかれてしまいました。



次回につづく

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