2014年02月15日 (土) | Edit |
藤田紘一郎著 50歳からは「炭水化物」をやめなさい
~病まない・ボケない・老いない「腸」健康法~より(12)


私たちの祖先は、もとをただせば海に生きる原核生物
でした。その原核生物が数十億年という悠久のときを
経て、人間という高等生物へと進化してきました。

しかし、人はテロメアを持つことで、永久には生きら
れず、100歳という寿命を持ってしまったのです。

人の体は、「神経系」の制御、「内分泌系」の制御、
「免疫系」の制御という三つの制御系が連動して正常
を保っています。


50歳からは「炭水化物」をやめなさい。 ~「病まない」、「ボケない」、「老いない」体をつくる腸健康法~50歳からは「炭水化物」をやめなさい。 ~「病まない」、「ボケない」、「老いない」体をつくる腸健康法~
(2012/09/21)
藤田 紘一郎

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もしテロメアがなければ、どうでしょうか。
三つの制御系をつかさどる部位の細胞たちは、
永久に生きるために自分勝手に増殖したでしょう。

これでは制御不能となります。
適正に制御するものがなければ、
体の機能は正常に働けないのです。

また、染色体がテロメアを持たなかったら、
人間は怪奇な生物になっていたとも想像できます。

ホラー映画のようですが、脳や手など使用頻度の
高い部位の細胞が制限なく発達して、大きくなっ
たり、数が増えたりして、恐ろしく奇妙な形をし
ていたかもしれません。

人の体とは、オーケストラのようなものだと私は
感じています。60兆個という細胞は、指揮者の
タクトに従って一つの個体として動くのです。

そのためには、個体が細胞を統制できるよう、
テロメアを作っておく必要があったのでしょう。

つまり、外見も内部も美しく均整のとれた体を
私たちが持てているのは、テロメアがあるおか
げです。

人間が人間として進化するためにテロメアは
不可欠だったのであり、寿命を持つことは免れ
ない運命だったのです。

テロメアの研究は、1930年代から始まり、
2009年にはテロメアの三人の研究者が
ノーベル医学生理学賞を受賞しています。

テロメアについては、科学の世界では世界最高
の賞を受けていながら、一般の世界ではほとん
ど認知されていません。

しかし、テロメアを理解すれば、
寿命をまっとうする方法が鮮明に見えてきます。



次回につづく


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