2014年01月15日 (水) | Edit |
藤田紘一郎著 50歳からは「炭水化物」をやめなさい
~病まない・ボケない・老いない「腸」健康法~より(11)


みなさんは、人の寿命は何が決めると考えますか。
病気の有無、遺伝子、生きがい、食事、生活習慣など、
さまざまな要素が考えられると思います。なかには、
「運命」という方もいるかもしれません。

いずれも、長寿を築く重要な要素ではあります。
ただ、「正解」というには答えがたりません。

寿命には、個人差があると思われていますが、
実は誰もが「100歳」という寿命を持って生まれ
てきているのです。

50歳からは「炭水化物」をやめなさい。 ~「病まない」、「ボケない」、「老いない」体をつくる腸健康法~50歳からは「炭水化物」をやめなさい。 ~「病まない」、「ボケない」、「老いない」体をつくる腸健康法~
(2012/09/21)
藤田 紘一郎

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寿命について正しく理解していただけるよう、
簡単にDNÅと染色体の話から始めましょう。

私たちの体は、およそ60兆個もの細胞から形成
されています。そのほとんどの細胞の中には核が
あり、核内には遺伝子が連なって、DNAを形成
しています。

DNAは非常に長い分子であり、そのままでは核の
中に整然と収めることができません。そこで、特定の
タンパク質にDNAを巻き取り、最終的に英字のX状
の生体物質が形成され、核内に収納されています。
このX状の生体物質が、染色体です。

染色体の末端には、テロメアと呼ばれる構造体が鞘の
ようにかぶさっています。染色体がバラバラとほどけ
て不安定化が起こらないよ、テロメアが守っているわ
けです。

テロメアは、染色体の末端にあることから、
「末端小粒」とも呼ばれます。またの名は
「寿命の回数券」です。

実は、このテロメアの長さが、人の寿命を
決定づけているのです。

人間のテロメアは、誕生時には約1万塩基対あります。
しかし、年平均50塩基対ずつ短くなっていきます。
これが約5000塩基対にまで短縮すると、細胞の
寿命がつきます。すなわちそれは「死」を意味します。

単純に計算すれば、1万塩基対のテロメアが年平均50
塩基対ずつ減っていくとして、5000塩基対になる
まで100年です。

人は病気や事故などで不意に命を落とさなければ、
100歳まで生きられる寿命を、持って生まれて
いるのです。

しかし、寿命をまっとうできる人は、そう多くはあり
ません。なぜなら、日々の生活習慣でテロメアをどん
どん短くしてしまっているからです。



次回につづく


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