2013年09月15日 (日) | Edit |
藤田紘一郎著 50歳からは「炭水化物」をやめなさい
~病まない・ボケない・老いない「腸」健康法~より(7)


近年の研究により、老化や病気のほとんどは活性酸素が関係
していることが、明らかになっています。

今、日本人の健康を害する四大疾病は(がん・心筋梗塞・脳
卒中・糖尿病)です。50歳を超えた中高年の多くの人が、こ
のいずれかの徴候があるといっても過言ではありません。

その四大疾病のいずれもが、活性酸素が関係しているといっ
たら、ことの重大さがおわかりいただけるでしょう。

がん細胞は、正常細胞の遺伝子に傷がつくことによって生ま
れます。細胞を傷つけるのは活性酸素です。私たちの体内で
は、日々三千~五千個ものがん細胞が出現しています。

50歳からは「炭水化物」をやめなさい。 ~「病まない」、「ボケない」、「老いない」体をつくる腸健康法~50歳からは「炭水化物」をやめなさい。 ~「病まない」、「ボケない」、「老いない」体をつくる腸健康法~
(2012/09/21)
藤田 紘一郎

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しかし、日々出現するがん細胞が、直ちにがん組織になるわ
けではありません。私たちの免疫システムが、毎日現れるが
ん細胞を見張って攻撃し、増殖して進行がんと化すのを防い
でくれているからです。

免疫システムとは、病原体から体を守ったり、かかった病気
を治そうとしたりする人体内の働きのことです。このシステ
ムがしっかり働かない状況が続き、免疫力が落ちれば、がん
細胞は無限に分裂・増殖を繰り返すようになります。

がんの死亡率は、50歳を過ぎた頃から急激に増え、高齢にな
るほど高まります。

2012年3月、「免疫革命」の著者として知られる安保徹新潟
大学教授と、名古屋で講演を行いました。その中で、安保教
授は「がん細胞は先祖返りした細胞」であり、体内を低体温・
低酸素の環境にしたために、古の細胞に戻った結果だと話さ
れていました。
・・・・・

がん細胞の増殖を防ぐには、私たちの体内をがん細胞が喜ぶ
環境にしないことが重要です。

がん細胞は、古代の環境で生き延びてきた細胞であり、
「解糖エンジン」のもとで優位に働きます。「解糖エンジン」
は、高糖質、低体温、低酸素の三拍子がそろうと活発化しま
す。
               
ですから、50歳からのがん予防は、第一に糖質の豊富な食品
を控え、「解糖エンジン」の働きを抑えることです。

50歳を過ぎたのち、「解糖エンジン」の働きを抑えられれば、
活性酸素の発生を減らすこともできます。

実は活性酸素は、免疫システムの一つです。体内に病原体な
ど敵と判断される異物が侵入してきたとき、体内では活性酸
素が大量に放出され、その強力な酸化力で敵をやっつけるの
が、本来の役割です。

ところが、強力な酸化力は敵だけでなく、自らの細胞も傷つ
けてしまうのです。

活性酸素が免疫細胞一部である以上、発生をゼロにすること
はできません。しかし、生活の工夫によって無駄な活性酸素
の発生をできるだけ防ぎ、病のもととなる細胞を生み出す確
率を減らす努力はできます。

その生活改善の一つであり、最大の効力を発揮する対策が
「50歳からは『解糖エンジン』を活性化させない」ことな
のです。

50歳以上の人は、糖を控えればがん予防にもなる
                
50歳過ぎてからは、一日三食、炭水化物たっぷりの主食を
とり、「解糖エンジン」を常に活性化させていれば、
「ミトコンドリアエンジン」に誤作動を起こさせ、活性酸
素を大量に発生させます。

毎食白いご飯を食べることは日本人としてあたりまえの食
習慣でしょうが、それががんの発生にまでつながる大問題
となってしまいかねないのです。


次回につづく


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