2013年03月01日 (金) | Edit |
J・クリシュナムルティ 中川吉晴訳「瞑 想」星雲社より(38)



瞑想とは

完全な注意をはらって

あらゆるものを見ている

心の状態です

部分に注意をむけるのではなく

全体に注意をむけるのです


ki

瞑想とは

安全性をうち砕くことです

瞑想のなかには

大いなる美があります

人間や自然によって

つくりだされた美ではなく

静けさのもたらす美です

この静けさは

虚空です

そのなかから

すべてのものが流れだし

そのなかに

すべてのものが存在しています

それを知ることはできません

知性と感情は

それに近づくことができないのです

それにいたるような道はありません

それにいたる方法と言われているのは

貪欲な頭が発明したものにすぎません

計算だかい自己がつくりだす方法や手段は

ことごとく

かんぜんに破壊されなくてはなりません

さきへすすむものであろうと

うしろへもどるものであろうと

時間をたどる方法は なくならなくてはなりません

それらに明日があってはならないのです



瞑想とは

破壊することです

それは危険なものなのです

うわべだけの人生や

幻想や神話にみちた人生を

おくりたいと望んでいる人たちにとって……



瞑想瞑想
(1998/06)
J.クリシュナムルティ

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