2012年11月01日 (木) | Edit |
J・クリシュナムルティ 中川吉晴訳「瞑 想」星雲社より(34)



Meditation

is

the action of silence


瞑想とは

静けさのなかからわきおこる

はたらきです


umimi

瞑想には

始まりも 終わりもありません

瞑想においては

成功や失敗というものはなく

なにかをつみあげることも

放棄することもありません

瞑想は 終わりのない運動です

それゆえに

時間と空間を超えているのです

瞑想を体験するということは

瞑想を否定することです

というのも

体験をするとき

ひとは 時間と空間に縛られ

記憶や認識に束縛されているからです

真の瞑想のための基本となるものは

ただ感受していく気づきです

それは

権威や野心から

妬みや恐れから

まったく自由なものです

このような自由がなく

自分を知るということがないなら

瞑想には

なんの意味もありません

なんの重要性もありません

選ぶという心のはたらきがあるかぎり

自分を知ることはありえません

選ぶことには

葛藤がふくまれています

それは

あるがままのものを理解するのを妨げます

幻想や 空想的な信念のなかに彷徨いこんでいくのは

瞑想ではありません

頭は 自分のなかから

神話や 幻想や 安全性を 

ことごとく ぬぐい去らなくてはなりません

それらが偽りであるという現実に

むきあわなくてはなりません

瞑想のなかでは

なにかに気がそれることはありません

あらゆるものが瞑想の動きのなかにあります

花とは

その形 香り 色 美しさであり

その全体が花なのです

花を手にとって引き裂いたり

言葉によってバラバラにしてしまうと

花はなくなってしまいます

かつてあったものの記憶が残っているにすぎません

それはけっして花ではありません

瞑想とは

咲いているときも

枯れはてようとしているときも

その美しさをたたえた

花の全体にほかなりません


瞑想瞑想
(1998/06)
J.クリシュナムルティ

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次回につづく

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コメント
この記事へのコメント
ブログの画面の色が、変わりましたね。
やまんばはこの配色から お母さんを思い出しました^^
 
それと、
今日 掲載された文と 海の写真の組み合わせは 内容にぴったりだなあと思いました。
2012/11/01(Thu) 16:16 | URL  | やまんばさん #-[ 編集]
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