2009年11月19日 (木) | Edit |
森繁久彌さんが亡くなられましたですね。
九十六歳ですから、ホントに大往生でありました。

演劇も歌も彼独自のもので、アドリブのギャグを
混ぜて演じ、歌を歌い、他の俳優やコメディアンとは
一線を画す存在でありました。

私は彼の歌が大好きで、とりわけ「銀座の雀」とか
「フラメンコかっぽれ」「月の砂漠」「どじっこふなっこ」
もいいですね。

もちろんわたくしも森繁さんのコメディが大好きなのですが、
どう言う訳か息子が(三十代ですが)彼の大ファンでありまして、
映画の社長シリーズや駅前シリーズ が大好きで、くり返しくり返
し観ているようであります。

さて今回は森繁久彌さんの「夫婦善哉」(1955)をご紹介させてくだ
さい。えらそうに私がご紹介するまでもありませんが、この映画で
森繁さんの名声を決定的なものにしたということであります。


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売れっ妓の芸者蝶子(淡島千景)は、化粧問屋の息子柳吉(森繁久彌)
と駈落ちをします。柳吉の女房は、娘のみつ子を残し、実家に戻ったま
まです。

中風で寝ついた柳吉の父親は、蝶子と柳吉との仲を知って勘当してしま
い、駈落ちした二人は早速生活に困ってしまいます。

蝶子は臨時雇であるヤトナ芸者になる決心をします。
生活を切り詰めて、いくばくか貯金したものを柳吉は持ち逃げして
使い果たしてしまいます。

それにしても森繁さんの演ずる、弱くて情けなくて、
だらしない男の役はホントに天下一品であります。
星☆☆☆☆☆であります。



1955年 モノクロ スタンダード 121min 東宝
製作 佐藤一郎 監督 豊田四郎 原作 織田作之助 脚色 八住利雄 撮影 三浦光雄
音楽 団伊玖磨 美術 伊藤熹朔 録音 藤好昌生 照明 石川緑郎 編集 岩下広一 スチール 吉崎松雄

出演 森繁久彌、淡島千景、小堀誠、司葉子、森川佳子、田村楽太、三好栄子、浪花千栄子
万代峰子、山茶花究、志賀廼家弁慶、田中春男、春江ふかみ、二条雅子、梶川武利、丘寵児
大村千吉、三條利喜江、上田吉二郎、吉田新、広瀬正一、谷晃、本間文子、出雲八枝子

原作は、無頼派の作家として有名な織田作之助の短編小説です。


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