2009年08月30日 (日) | Edit |
ゆれる

jackthinさん紹介の映画「ゆれる」さっそく観ました。

親子、兄弟、男女の関係が危うくゆれていました。
ちょっとした勘違いや、思い違いでゆれが大きくなります。


田舎で父(伊武雅刀)と共にガソリンスタンドを経営する
兄・稔(香川照之)。

都会でカメラマンとして成功し、自由奔放に生きる
弟・猛(オダギリジョー)。

ダディで重労働だが、安定しているガソリンスタンド(兄)、
カッコはいいが不安定で危なっかしい商売のカメラマン(弟)。

猛(オダギリジョー)と再会するまでは、
兄・稔(香川照之)と親しく会話をしていた智恵子(新人・真木よう子)だが、
再会の夜、いともたやすく猛に体を許してしまう。

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智恵子は猛を追ってつり橋を渡ろうとする。
その智恵子を追って、まるでつり橋を渡るのを邪魔するかのように、
二人の仲を邪魔するかのように、稔もつり橋を渡ろうとする。

つり橋は都会と田舎の間に架かって、危うくゆれる。
男と女の間でも、いつも危うく大きくゆれている。

人生そのものが、あのつり橋のようにいつも危うくゆれている。
ちょっとした勘違いや、思い違いで、ゆれが大きくなったり
小さくなったりしているのです。

ああぁ~クラクラしてきました。

ろくろくのこの映画の評価は星☆☆☆☆☆です。



『ゆれる』は2006年7月8日に公開された西川美和監督の日本映画。

故郷を離れ、東京で写真家として活躍する弟・猛(オダギリジョー)。
母親の法事で久々に帰省し、兄・稔(香川照之)と昔の恋人・智恵子(新
人・真木よう子)と再会する。

猛と智恵子が一夜を過ごした翌日、3人は渓谷へと向かった。
猛が智恵子を避けるように写真を撮っているとき、
智恵子が渓流にかかる吊り橋から落下する。

その時、近くにいたのは稔だけだった。事故だったのか、事件なのか。
裁判が進むにつれ猛の心はゆれ、そして、最後に選択した行為とは……。

第30回山路ふみ子映画賞
新人女優賞:(真木よう子)
第31回報知映画賞
最優秀助演男優賞:(香川照之)
第1回インビテーション・アワード
映画賞
クリエイター・オブ・ザ・イヤー:(西川美和)
第28回ヨコハマ映画祭
作品賞
監督賞:(西川美和)
主演男優賞:(香川照之)
脚本賞:(西川美和)
第49回朝日ベストテン映画祭
日本映画1位
第61回毎日映画コンクール
日本映画大賞
録音賞:(白取貢)
2006年度キネマ旬報ベスト・テン
日本映画ベスト・テン第2位
助演男優賞:(香川照之)
脚本賞:(西川美和)
第49回ブルーリボン賞
監督賞:(西川美和)
助演男優賞:(香川照之)
第30回日本アカデミー賞
優秀主演男優賞:(オダギリジョー)
優秀助演男優賞:(香川照之)
読売文学賞
戯曲・シナリオ賞:(西川美和)
第16回東京スポーツ映画大賞
作品賞
監督賞:(西川美和)
助演男優賞:(香川照之)
新人賞:(木村祐一)
第2回おおさかシネマフェスティバル賞
日本映画ベストテン第1位
第21回高崎映画祭
最優秀監督賞:(西川美和)
優秀主演男優賞:(オダギリジョー、香川照之)



http://www.yureru.com/splash.html


コメント
この記事へのコメント
事実は唯一ではない
やまんばさんのご質問に、

「事実は唯一ではなく 過去の出来事さえも変化するのかもしれません」の、
特に、事実は唯一ではなく・・・・・というのが理解できませんでした。

とありました。

ここのところはとても重要なポイントだと思います。

一般的には「唯一の客観的な事実」というのがある。
という捕らえ方が今や主流なっていますが、

「唯一の客観的な事実」というのは、キリスト教や、
イスラム教などの一神教的な捕らえ方ではないでしょうか。

何故なら「唯一の客観的な事実」を保障するのは「神」の存在
を待たなくてはならないと考えるからです。

仏教は汎神論でありますし、日本では八百万の神の存在を認め
ているのですが、これはどういう意味かと言いますと、
「事実は唯一ではなく八百万ある」ということであります。

あの橋の上での出来事の事実は唯一ではなく、八百万=無数に
あるのだということであります。

それも現在、過去、未来、時空を超えて事実は絶えず変化して
いるのではないか・・・とこのごろのろくろくは考えるのであ
ります。


2009/08/31(Mon) 20:21 | URL  | ろくろく #-[ 編集]
おはようございます
ろくろくさんにひとつ質問です。

この度のコメントのなかで、「こころの置き処が変化すると過去の出来事に対して 見方も変化するのだなあ」・・は、わかるのですが、

「事実は唯一ではなく 過去の出来事さえも変化するのかもしれません」の、特に、事実は唯一ではなく・・・・・というのが理解できませんでした。
2009/08/31(Mon) 10:29 | URL  | やまんばさん #-[ 編集]
こんばんわ
岩井俊二監督のLOVE LETTERは置いてないですか。残念。
ジャクシンさんお勧めの 「ゆれる」 とてもよかったですね。

あのつり橋の上での出来事は、いろいろと考えさせられる
ことがあって面白かったです。

こころの置き処が変化すると、過去の出来事に対しての見方
も変化するのだなぁと思いました。

事実は唯一ではなく、過去の出来事さえも変化するのかも
しれません。

「ゆれる」をこれからご覧になる方もいらっしゃるでしょう
から、あれこれ無節操に書くことは控えましょう。(;^_^A アセアセ・・・

2009/08/30(Sun) 19:09 | URL  | ろくろく #-[ 編集]
こんにちは。
先日 ご紹介の映画を借りにいきました。岩井俊二監督のLOVE LETTERは置いてなくてみれませんでした。 なんだか邦画がおもしろく感じられ 「東京タワー」やジャクシンさんお勧めの 「ゆれる」 をついでに借りてみました。これが久々のヒット、特に「ゆれる」は人間の心の闇にスポットをあて 一歩まちがえれば どこにでも起こりそうな事件だけに見る側を中に引き込む魅力がありました。最後のシーンはバスが通過したあと そのまま兄がそこに残っているか バスに乗ってしまって立ち去っているかで その後の二人の人生が天と地との差が出来るので 見る側に余韻を残し それがまた映画を印象深くしたように思いました。*自分の心をみる・・一人で座って内をみるのも、 こうして人との付き合いや映画や絵や事件やあらゆる現象を通して それを鏡として 無意識に眠る底知れぬ自分が浮かび上がってくるのだと思います。森羅万象は自分の現れなのですね。
2009/08/30(Sun) 14:20 | URL  | やまんばさん #-[ 編集]
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