2009年07月06日 (月) | Edit |
アリョーヌシカの物語の起源は、17世紀に書かれた
ジャンバティスタ・バジーレの『ペンタメローネ』に
遡るといいます。

題名は「兄と妹」、「姉と弟」、「姉アリョーヌシカと
弟イワーヌシカ」それに「ヘンゼルとグレーテル」と、
色々な名で言われたりするようです。

前回コメント欄でご紹介したヴィクトル・ヴァスネツォフ
による絵画、アリョーヌシカと共に、Wikipediaに載っている
あらすじを下に転載させていただきました。


意地悪な魔女である継母に虐待されていた兄妹は2人で家出をする。
喉の渇いた兄は泉の水を飲もうとするが、
「この水を飲んだものは虎になる」という声を聞いた妹は、
兄が水を飲むのを止めさせた。


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しばらくして兄は、再び泉の水を飲もうとするが、
「この水を飲んだものは狼になる」という声を聞いた妹は、
兄が水を飲むのを止めさせた。

もうしばらくして兄は、また泉の水を飲もうとする。
妹は飲まないように忠告したが、
泉の水を飲んだ兄は鹿に変身してしまう。

妹は靴下留めで作った首輪で兄が変身した姿である鹿と自分を
つなぎ、小さな空き家に住み込み始めた。

ある日、森に放していた兄である鹿を追いかけて来た猟師達に
小屋が見つかり、妹はその国の王に見初められて結婚すること
となった。

継子達の幸せに嫉妬した継母とその子は妃となった妹を殺し、
それを隠すために隻眼の娘を后の身代わりにさせて王を誤魔化した。

その日の夜から妃は幽霊となって生まれたばかりの子供を世話しては
消えるようになったが、その最後の日に王と出くわした妃は生き返り、
妃の継母は火刑、隻眼の娘は八つ裂き刑にそれぞれ処せられ、
鹿となった妃の兄は元の姿に戻る。


どうやらヴィクトル・ヴァスネツォフ画、アリョーヌシカ
物語を絵画にしたものだということがわかりました。
しかし、池の端に目もうつろにしゃがみこんでいるアリョーヌシカの
すぐ上の枝にとまっている六羽のツバメの意味は皆目わかりません。


兄と妹 - Wikipedia


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コメント
この記事へのコメント
アリョーヌシカの物語
ろくろくさん ありがとうございます。
アリョーヌシカの絵には、このような物語があったのですね。
この絵を画家は注文で描いたのか、それともいかなる気持ちで描いたのか知る由もありませんが、オフェリアの絵と重なったのは、少女と水と細密描写と色彩などからくるもののイメージが似ていたからです。六羽の燕?の意味、描いた本人しかわからないところがおもしろいです^^^。

蛇足ですが、オフェリアをかいた、ミレーはこの絵を1862年のロイヤルアカデミーに出品したそうですが、もう一人、同じオフェリアを、ヒューズという画家が同時に出品したのです。二人とも展覧会の前日まで、そのことをしらなかったそうです。

今日がいよいよ七夕の日ですね。昨晩は東の空に満月がこちらを見て笑っているようでした。「あら、こんばんわ そんなところにいらしたのですか」つい声をかけてしまいました^^^^^^今日のブログにも、星が静かに降っているようです。今年はおかげ様で、一週間くらい七夕祭りに参加させていただいたような気持ちになりました。
2009/07/07(Tue) 05:32 | URL  | やまんばさん #-[ 編集]
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