2009年07月04日 (土) | Edit |
ある所に老いぼれた牛を飼っている一人の若者がいました。
あたり一面霧で覆われてなにも見えなくなったある夏の日、
突然、牛が若者に話しかけてきました。

「むこうの川で七人の天女が水浴びをしています。
そのうち一人の衣を隠してしまえば、
あなたは天女を嫁にすることができますよ」

牛飼いは言われた通りに川に行き、1つの衣を手にすると
逃げ出しました。

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天女たちはわれ先に衣をまとい、天に舞い上がりましたが、
織姫と言う名の天女の衣だけが見つかりません。

牛飼いは家に戻ると衣を隠してしまいました。
織姫は衣がなくては天に戻れません。
しかたなく牛飼いの嫁になりました。

織姫と牛飼いの間に娘と息子の二人の子どもができました。
そうしたある日、織姫は牛飼いに衣をどこに隠したかを尋
ねました。

牛飼いは衣の隠し場所を明かしました。
織姫はそれを聞くとすぐに衣を取り出しました。

衣はまだキラキラ輝いていました。
織姫はその衣を身につけると、
すぐさま空に舞い上がりました。

牛飼いと二人の子どもは、
老牛に乗って織姫の後を追いかけました。

織姫は牛飼い親子が追いつきそうになったのを見て、
かんざしを抜いて線を引いたところ、
たちまち大きな川が出来ました。

一部始終を見ていた天帝は、
「織姫は川の東に住み、牛飼いは川の西に住みなさい。
しかし年に一度7月7日の夜には、川の東側で会うこと
にしなさい」と命じました。

天命とあっては二人は従わないわけにはいきませんでした。



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この記事へのコメント
ミレー オフェーリア
夏目漱石も『草枕』のなかで触れています。

「そこに那美という出戻りだが美しい女がいて、
余はこの女性にかすかにジョン・エバレット・
ミレーの水死するオフェリヤの面影を見て、
懸想する。」

とても印象深い絵ですね。

http://www.geocities.jp/yumeututuyakata/opheria.jpg
http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/0/08/Sir_John_Everett_Millais_003.jpg


さてアリョーヌシカの六羽のツバメは何を
意味するのでしょうか?
答えはまだ出ていません。

2009/07/05(Sun) 21:34 | URL  | ろくろく #-[ 編集]
毎日旅行してるみたいですね^^
かなりハードなスケジュールで、巡っているみたいです。

ネットサーフィンというのですか。
これもまた波に乗ると、一瞬で、時空を翔け廻り、切りのない旅のようですね。体の要求がなければ、浦島太郎になりかねませんね^^。

アリョーヌシカ・・やまんばも気に入りました。ミレーのオフェリアをすぐに思い出しました。きっとろくろくさんもお好きだと思います。アリョーヌシカを拡大すると、少女の上の小枝に、燕?が、一本の枝に6羽も止まっているのです。とても不自然に・・。作者しかわからない秘密が隠されているのではないか?と、やまんばは楽しく想像しました。

七夕伝説・・羽衣のお話とまぜこぜになったようなお話ですね^^。「老いぼれた牛」と「天命に従う」この二つの言葉は、意味深く受け取りました。
2009/07/05(Sun) 07:07 | URL  | やまんばさん #-[ 編集]
アリョーヌシカ
つづきです。

悲しそうな表情のウラジーミルの生神女↓
http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/0/0a/Vladimirskaya.jpg

マグダラのマリアはキャンバスの上部が三角形
http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/d/d9/Vasnetsov_Maria_Magdalene.JPG

ポーランドのチェンストホーヴァの黒い聖母のイコンは
聖母の顔に生々しい傷の跡があります。
http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/3/30/Czestochowska.jpg

アリョーヌシカ↓ろくろく好みです。
生神女でもイコンでもありません。
http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/3/33/Vasnetsov_Alenushka.jpg


2009/07/04(Sat) 20:20 | URL  | ろくろく #-[ 編集]
生神女(しょうしんじょ)
上が丸い形をしたイコンをさがしてネットサーフィンしました。
ホントにあっという間に1時間やそこら経ってしまいますね。

で、まず見つけたのが↓

アンドレイ・ルブリョフのイコン。
http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/4/4a/Andrey_Rublyov.jpg

アンドレイ・ルブリョフによるイコン「至聖三者」↓のブルーの衣の美しいこと。
思わず目を見張ってしまいました。
http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/0/0b/Angelsatmamre-trinity-rublev-1410.jpg

ロシアの聖人(聖ヴォロディーメル大聖堂のフレスコ画)↓も上部が丸い形をしていますが、
これは壁画ですね。
http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/0/06/Vasnetsov_Russian_Bishops.jpg


送信しょうとしたら「本文に含まれるURLの数が超過しています。」と出ましたので、
2つに分割して送信してみます。


2009/07/04(Sat) 20:15 | URL  | ろくろく #-[ 編集]
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