2008年11月10日 (月) | Edit |
A・スマナサーラ著「自分に強くなる」サティ瞑想法 国書刊行会より(6)


私たちには、悩んだり苦しんだり楽しかったり、
いろいろな精神的な働きがありますね。
仏教では盗まれないものという表現をします。
心に育てたものは決して盗まれない。

手や足や命は取られることもあります。でも徳や性格や、
精神的なものはだれも取っていくことはできません。

だから、とにかく生まれ変わろうが、生まれ変わることが
なかろうが、そういうことには関係なく精神を育てることが
正しい生き方であることは事実です。

ですから豊かな精神、完全なる心、清らかな心を育てる
ことが大切です。


ただ身体を養うだけの生き方というのは、あまりにも
レベルの低い、悲しいと言うべき生き方です。

心というものはどういうものか分からないとみんな言います
けれども、心の働きは私たちの身体からすごく広がっていく
のです。

ある人が肚(はら)を立てていると、横にいる人はすぐに
それに気がつきます。気がつくだけではなく、隣りの人の
怒りの影響が心に入ります。

何カ月もお風呂に入っていないすごく不潔な人の隣りにいても、
その場からちょっと離れれば別に何の影響も受けなくなります
が、すごく怒っている人の影響は、ちょっとはなれたくらいで
は逃れることはできません。

たとえば部屋にいるだれかが怒りを振りまいたりすると、
その部屋にいる全員にその影響が入ってしまいます。

その部屋を出てまるっきり別のところへ行かない限り、その影響
から逃れられません。ほかのところへ逃げてもまだ影響が残るこ
とがあります。ひどい場合は、外国まで逃げても影響からは逃げ
られないということも間々あります。

身近な人とひどいけんかをしてしまったら、たとえ外国へ逃げた
としても、ずっとその怒りの影響で幸せになれません。心の影響
というのはそれほど強烈です。

その影響から逃れるためにはどうすればいいかというと、
新しい仲間や新しい人間関係をつくって、その強烈な人間関係の
なかに入ることです。

そうするとやっと以前の影響を感じなくなることができるのです。
そういうことはどなたでもご自分の経験から知っているとおもい
ますが、そういう心のエネルギーというのは非常に強い力を持っ
ています。



次回につづく


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テーマ:宗教・信仰
ジャンル:学問・文化・芸術
コメント
この記事へのコメント
ヴィルヘルム・ハンマースホイ
昨夜のNHK日曜美術館で紹介されてたのを見て
一目惚れした画家です。

たとえばフェルメールのような、
はたまた マグリットのような、
誰もいない不思議な部屋、
後ろ向きの婦人の肖像画?

顔が見えないもどかしさに、想像力をいやおう無しに
かき立てられます。


http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%B4%E3%82%A3%E3%83%AB%E3%83%98%E3%83%AB%E3%83%A0%E3%83%BB%E3%83%8F%E3%83%B3%E3%83%9E%E3%83%BC%E3%82%B9%E3%83%9B%E3%82%A4

http://tkamio.at.webry.info/200810/article_1.html

http://www.shizukanaheya.com/about/index.html

2008/11/10(Mon) 20:29 | URL  | ろくろく #-[ 編集]
悪臭を振りまく人
しかしながら何カ月もお風呂に入っていない人の
悪臭たるやすざましいものがあります。

いつだったか駅前を歩いていると、近くのバス停
にあるベンチから得体の知れない匂いが漂ってき
ました。

そこに浮浪者とおぼしきオジサンが寝転がっていて
それが悪臭の元でありました。それはそれはホント
鼻が捻じ曲がるくらいの臭いでありました。

ですから部屋に、この浮浪者とおぼしきオジサンが
もし寝転がっていたら臭いがこもりますからね。

その部屋にいる全員の鼻が捻じ曲がるに違いありま
せん。

きょうのろくろくの結論は、怒りを振りまく人もホ
ントに困りますが、悪臭を振りまく人も同じくらい
嫌です。


2008/11/10(Mon) 18:01 | URL  | ろくろく #-[ 編集]
ははあ~~~
なぜ、やまんばが毎日ここにきたがるのか?
今日のブログの内容を読んで、わかりました。
2008/11/10(Mon) 16:48 | URL  | やまんばさん #-[ 編集]
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