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2008年10月26日 (日) | Edit |
ラマナ・マハリシ著 山尾三省訳「ラマナ・マハリシの教え」めるくまーる社より(66)


弟子 シュリ・バガヴァンは、私が物理的身体の内に直感的にハートの
位置を知っている、と言われるのですか?

マハリシ なぜ違うのかね。

弟子 (自分自身を指差しながら)それは私個人にとってです。シュリ・
バガヴァンが言われていることは、そうではないのですか?

マハリシ そうだ。それが直感である!今の仕草で、あなたは自分自身
をどう表現しようとしたのかね。あなたは自分の指を、胸の右側に置い
たのではなかったかね。それが正確にハートの中心の位置である。


弟子 それでは、ハートの中心の直接知識がない間は、その直感に頼ら
ねばならないのですね?

マハリシ それで困ることがあるかね。小学生が「ぼくは計算を正しく
やったよ」と言うときや、「ちょっとひとっ走りして本を持ってこよう
か」と言うとき、その子供は、計算を正しくした頭を指差すだろうか、
それともあなたの所へ本を持ってこようとしている両足を指差すだろう
か。

いずれの場合も彼の指は、まったく自然に胸の右側を差し、そうするこ
とによって、彼の内なる「私」である源がその位置にあるという深い真
理を無意識に表明するだろう。

彼の自己そのものであるハートを、このようにして表わすものは、まっ
たく正当なものであるこの直感である。そのふるまいはまったく無意識
であり、普遍的であり、言ってみればすべての人々に共通する。

物理的な身体の内なるハートの中心の位置に関して、これ以上に強力な
証拠が必要であろうか。

弟子 けれどもある聖者は、霊的体験は両眉の間の座において感じられ
ると言っているそうです。

マハリシ 前にも述べたように、主体と客体の関係を超えるのは、究極
の完璧な実現だけである。それが超えられれば、どこで霊的な体験が感
じられようと問題ではない。

弟子 けれども質問は、二つの内どちらの見解が正しいのかということ
なのです。一つは、霊的体験の中心は両眉の間に位置している。もう一
つは、それはハートにあると言います。

マハリシ 修行の目的のためであれば、あなたは両眉の間に集中しても
かまわない。それはバーヴァナー、つまり心の想像的な黙想へと導くだ
ろう。

けれども至高の状態であるアヌバーヴァ、つまり実現にあっては、あな
たはまったく自己同一化され、あなたの個人性は完全に溶かされて、心
を超えたものになる。

そうすれば、区別し分離する主体としてのあなたによって経験される対
象物化された中心などというものはありえなくなる。

弟子 私はいささか異なった意味で質問をしたいのです。両眉の間とい
う位置は、自己の場であると言いうるのでしょうか?

マハリシ あなたは、自己が意識の究極の源であることを認め、それは
心の三つの状態(眼覚め、夢、眠り)のすべてを通じて生きていることを
認める。けれども、ある人が瞑想をしていて眠りに襲われたとき、何が
起こるか見てごらん。

眠りの最初の徴候は、彼の頭部がこっくりすることである。もし自己が
眉の間、あるいは頭部のどこかに位置を占めているならば、そのような
ことは起こりえない。



次回につづく


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テーマ:哲学/倫理学
ジャンル:学問・文化・芸術
コメント
この記事へのコメント
コックリコックリ
ハートは心の源であり自己のことですよね。

ラマナ・マハリシ老師はそれが胸の右側にあると
繰り返し繰り返し仰っていますから、キットそう
なのでしょう。

わたしの場合は、二十歳の頃まで?は確かに自分
のことを胸の右側を差し示していたように思います。

しかしいつのまにか鼻の位置を指して自分のこと
を表すようになりましたね。胸から鼻の位置に移
動したのにもなにか意味があるかもしれません。

自意識が過剰になったのかもしれません。

それにしても、居眠りするとき、コックリコックリ
するのは「自己が頭部のどこかに位置を占めている
のではないからだ」というのは面白いですね。




2008/10/26(Sun) 16:52 | URL  | ろくろく #-[ 編集]
あなたと私
おはようございます。
やまんばもさっそく指でしめしてみました。
なるほど、何回やっても「私」というときは自分の胸の大体同じ位置をしめすのですね。そこが自己そのもののハートの位置なのですか。おもしろいですね。

あとはむつかしかったです。
2008/10/26(Sun) 05:44 | URL  | やまんばさん #-[ 編集]
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