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2015年02月15日 (日) | Edit |
養老孟司著「無思想の発見」ちくま新書より(5)


大家族の家単位だった私的空間が、
憲法上つまりタテマエ上は、
個人という実質的最小単位まで

小さくなってしまったのが、
戦後という時代である。

そうなると、実質とタテマエをなんとか
工夫してすり合わせるのが日本人だから、
どうなったかというなら、

「大きい」家族を、「小さい」個人のほうに
できるだけ寄せるしか手がない。

無思想の発見 (ちくま新書)無思想の発見 (ちくま新書)
(2005/12)
養老 孟司

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テーマ:仏教・佛教
ジャンル:学問・文化・芸術