碌々(ろくろく)ブログ

先哲の教え、言葉などを通して  心身の健康、真の幸福  そして人生成功の秘訣を  共に探求していきましょう

マハリシの福音(11) …… 心の制御(4)

ラマナ・マハリシ著 山尾三省訳「ラマナ・マハリシの教え」めるくまーる社より(34)


シュリ・バガヴァンが、丘に登っていってしまわれたのは
夕方の五時ごろだったが、そのとき八歳半の少年がひとり
ホールの中に坐っていた。

師が留守の間、その少年はヨーガとヴェーダンタについて、
聖者の言葉や聖典の言葉を自在に引用しながら純粋で単純
な、タミール語で語った。

シュリ・バガヴァンが、四十五分くらいしてホールに入って
こられると、沈黙だけが支配した。二十分もの間、少年は
シュリ・バガヴァンの現前の内に坐り、ひとこともしゃべら
ずにただ師を凝視(みつ)めていた。

やがて少年の眼から涙が流れた。少年は左手で涙をぬぐうと
しばらくして、自分は自己実現をまだ待ちつづけている、
と言い残してその場を立ち去った。


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2008-07-25 | 悟り 解脱 道 覚醒 真理に目覚める |  コメント : 4  |  tb : 0

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